毎日食べるコンビニのパンがトースターで焼くだけでウマく進化。1位に輝いたのは…
さらに、マーガリンがつぶあんに溶け出して、甘さがより引き立っているのがポイント。外はサクサクで中はしっとり、まるで出来たてのパンのようだ。
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■カリカリ食感がたまらない
惜しくも2位となってしまったのは、ふわふわ生地のフランスパンとなめらかな練乳クリームとの相性が抜群の「練乳ミルクフランス」(税込140円)。こちらも2分焼くと、表面がこんがりサクサクに。
一口食べると、「カリッ」と音を立てるほどクリスピーになっていた。中の練乳ミルククリームは熱のせいでやや液状化しており、それがフランスパンに染み込み、一段とうま味が増している。
もともと甘みが強いパンに香ばしさがプラスされ、クドくならず食べ切れる。ただ長所であり短所であるのは、クリームが液体化して溢れまくること。うまく食べ切れれば最高だ。
■ここまでウマくなるの?気になる1位は…
栄えある1位に輝いたのは、「チョコレートのバブカ」(税込149円)。
バブカという聞き慣れないワードから、SNSを中心に話題となった商品である。ちなみにバブカとは、パンの中に甘いチョコレート味のペーストが巻き込まれたロールパンを指す。
2分焼くと表面がパリパリになってきて、見た目からすでにおいしそうだ。写真ではチョコと焦げが合わさっているので真っ黒に見えるが、実はそんなに焦げてはいないので苦味は皆無。
肝心の味はというと、サクサク食感が強くなったデニッシュ生地と、しっかりとした甘さのチョコクリームが口の中に広がる。甘いのに食べていてしつこくならない不思議な味だ。コーヒーなどの苦い飲み物との相性は抜群だといえる。
大満足の5商品。トースターで焼くだけで、そのまま食べるよりもさらにおいしく進化するので、気になる人は一度試してみてはいかがだろうか。
(取材・文/しらべぇ編集部・小野田裕太)