みなさん、こんにちは。時短美容家の並木まきです。今回から何度かに分けて、私のドレッサーの中身を少しずつ公開していきます。第一回目の今回は、リップメイクコスメをご紹介。お気に入りコスメはもちろん、男ウケするリップの作り方をご紹介します♡
文・並木まき
■「滲みにくいリップ」を作るなら…
滲みにくいリップを作るには、アイテム選びが重要。「今日は絶対に、リップメイクを綺麗な状態でキープさせたい!」という日には、コンシーラー&リップライナーが重宝します。
唇に“コンシーラー”を塗ってから口紅を塗ると、発色と密着感がアップし、なおかつ口紅を直塗りするよりも落ちにくくなります。滲ませないためにはベース作りが肝心。
私は、CHANELの『パレット エサンシエル』【170】のフェイスカラーパレットを、コンシーラーとして使うのがお気に入り。
また、口紅を塗る前に“リップライナー”で輪郭をとっておくと、ヨレたりするのを防げるのでこちらもあると便利。
リップライナーの色は、口紅よりワントーン色みを落とすことで、輪郭を描いているのがバレにくいのですよ
すでに廃盤なのですが、これまで全く使っていなかったCHANELの『ル クレイヨン グロス』【PEACH MELBA】が、今季の口紅と合わせると目立ちにくく、最近出番が多くなっています。グロスっぽい柔らかい芯なので、リップライナー感が出ず重宝しており、密かに再販を願っているアイテムです。
■デート用の「お色気リップ」を作るなら…
男性とのデートの日は、色気のある“妖艶リップメイク”をしたいところ。
彼らが考える“色気のある唇”とは、適度なツヤ感と潤いのある唇のこと。口紅が剥げているなんてのは、もっての外です。
お色気リップを作るマストアイテムは、ツヤ感を与えてくれるリップクリーム
ベースとなる唇にリップクリームでツヤを出しておくと、どんな口紅を塗っても、程よく色気のあるリップになります。
ギトギトのグロスは時代遅れ感が漂い、男ウケが悪いので、リップクリームの出すくらいのツヤがちょうどいいのです。
フェヴリナの『リップリペアクリーム』は、下地として使いやすい質感で、べたつかないのに潤いが出やすく、お色気リップ下地として重宝しています。
さらに、メイク直しがなかなかできない日に、“落ちにくさ”を意識するなら、ティント系リップがあると便利です。
私が最近愛用しているのは、マキアージュの『ウオータリールージュ』【RD333】。見た目よりさりげない発色で、男性たちからも高評価をいただいています。
■お仕事用「知的リップ」を作るなら…
大事な商談など、仕事で「ここ一番」という日は、普段より知的な雰囲気を出したいですよね。
ビジネスでは、華美でない上品で知的な口もとが求められます。知性さを醸し出すには、色と質感が鍵に。
トレンドを追うのではなく、定番のコーラルピンクやアプリコットオレンジ系のカラーを使うことで、好感度アップ。
また質感は、ツヤよりも潤いを重視したいので、オイルや美容液などの潤い成分を配合している口紅をセレクトするのがオススメ
フェブリナ『メルティモイスト リップ&チーク』は、自然な発色で落ちにくく、また、潤いある唇になるのでビジネスシーンで大活躍。
発色鮮やかな口紅の色を、ちょっと抑えたいときには、THREEの『シマリングリップ ジャム』【22 SISTER OF MERCY】を重ねると、発色を抑えつつ潤いを与えてくれるので、ちょうどいい感じの仕上がりに。
「今日はこんな雰囲気のメイクをしたい」という願いを叶えるには、コスメ選びがポイントに。
なりたいテイスト別にいくつかのアイテムを常備しておくと、簡単にイメージを変えられます。みなさんのドレッサーには、どんなコスメが入っていますか?