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[12/21〜12/27の運勢]12月4週目の運勢はどうなる?SUGARさんが贈る12星座占いをチェック!

占い

isutaでは今週も、SUGARさんが贈る週間占いを配信。

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2020年下半期の運勢も配信しているので、こちらもぜひチェックしてくださいね♡

2020年下半期の運勢

今週のおひつじ座の運勢

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illustration by ニシイズミユカ

当然の帰結の外へ

今週のおひつじ座は、収めどころのない想いを収めるべく、そのはずみをつけていこうとするような星回り。

それはまるで“賽の河原”を行き交う魂のよう。“賽の河原”と言うと、幼くして死んだ子どもらが河原に積んだ石の塔や、それを押し崩す地獄の鬼といった仏教的な陰鬱なイメージを思い浮かべてしまいますが、その古層にはサイの神(道祖神)に関するフォークロアが幾重にも折り重なっています。

さびれた村境の“賽の河原”には、もはや村にはいられず、さりとて理想的な他界(外部)に行くこともできずに彷徨っている未熟な魂(子ども)が集まっていて、サイの神(道祖神)とはそんな子どもを祀る神だったということなのかもしれません。

今のあなたもまた、今後今までの枠を超えたより広い範囲での活動をしていくにあたり、目に見えないところで自分がどれだけ愛されていたのかを再確認するという体験をしていきやすいはず。

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今週のおうし座の運勢

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illustration by ニシイズミユカ

過剰であること

今週のおうし座は、普通だったらこうするだろうというのを、サッとかわしていくような星回り。

「クリスマスイブ雨アルミニウムの牛」(田島健一)は、不思議な印象を受ける一句。「雨」の言葉の置き方、「イブ雨アルミ」という語感の中毒性、「牛」で終わる唐突さ。前衛的というよりは、いっそ幼児的で無邪気な思いつきの結果、たまたま生まれてしまったかのような印象さえ受けます。

概念的・意味的なものが排除されて、言葉の音の連なりと、単語の質感のみの組み合わせが徹底的に追求されている。それは結局、概念的・意味的なものを組み合わせて持ってくると、何を言っても誰かの言葉になってしまうからなのではないでしょうか。

そして作者はおそらく、何を語るにせよ自分の言葉で語ることこそが俳人の仕事と考えている。それが俳人としての生理なのか、個人的なこだわりなのかは分かりませんが、これはなかなか普通にはできないことです。あなたも自分なりの言葉や語りを模索していくことがテーマとなっていくでしょう。

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今週のふたご座の運勢

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illustration by ニシイズミユカ

問いとともに思い出す

今週のふたご座は、父母未生以前の記憶を思い出していくような星回り。

プラトンの対話篇『メノン』において、哲学者ソクラテスは学問などしたこともない奴隷の少年に、正方形の面積について図を描きながら問いかけていきます。その学ぶ様子を「誰も教えないで、ただ尋ねただけであるのに、この子は自分で自分のうちから知識をふたたび取り出して、それによって知識をもつようにな」ったかのようだと表現するのです。

これが、学ぶということはすでに獲得していた知識を想起する(アナムネーシス)ことであるというプラトンの想起の理論。その知識はいつ手に入れたのかという疑問に対して「魂は不死であって幾度も生まれてきており、この世のこともあの世のこともすべて見尽くしている。だから、魂が学び終えていないものは何一つないのである」と語らせています。

何かを真摯に問うことこそ、こうした想起のいちばんの発動条件なのではないでしょうか。今のあなたもまた、神殿の巫女に投げかけるようなつもりで、心から思い出したいと思ったことを問いにしてみるといいでしょう。

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