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クリスマスにも映える!週末にゆったり使いたい憧れのうつわ[焼きものの町、波佐見で暮らして vol.4]

東京から長崎県波佐見町へ引っ越し、焼きものの町の魅力を発信しているライター・くりたまきです。焼きものの魅力やテーブルコーディネートなど、ひとりの女性が波佐見町で暮らす姿をお届けする連載。第四回は、クリスマスなどの特別な日や、週末の夜に使いたいうつわをご紹介します。

書いたひと

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くりた まき
写真が好きなライター。長崎県にある焼きものの生産地・波佐見町に2020年引っ越し、波佐見焼や波佐見町の魅力を発信するWEBメディア『Hasami Life』の運営に携わる。うつわになにを盛ろう、と妄想するのが好き。

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こんにちは、こんばんは。くりたまきです。

楽しいクリスマスシーズン! そこで、今回はホームパーティーにもぴったりの、とっておきの器をお届けしたいと思います。

訪ねたのは、波佐見焼の窯元・藍染窯直営店兼カフェの『No.1210』です。こちらはおいしい手づくりケーキやドリンクを楽しむことができる、波佐見町のおすすめスポット。このお店で、わたしがクリスマスに使いたいと思った2つの器についてお聞きしてきました。

パーティーを上品に盛り上げるうつわ

まずは「UTAGE」というシリーズ。“ホームパーティーで気軽に使える器”をテーマにつくられていて、クリスマスに似合います。色はkuroとshiroの2色。つるんとした上品な白と、金属のような光沢のある黒、どちらもテーブル上で主役になれる存在感です。

Photo by くりたまき
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「UTAGE」オーバルプレートのLサイズ(手前がkuro/奥がshiro)、ゴブレットも同シリーズ。ポストカードは波佐見町で窯業に携わりながら絵を描いているウラベメグミさんによるもの。

オーバルプレートのLサイズは、パーティー料理を盛り付けるのにぴったり。サラダやパスタ、骨つきフライドチキンなど盛り付けるのを想像するだけでわくわくしてしまいます。
さらに、ちょっと贅沢にトレイのように使うのもかわいい、と店員さんに教えてもらって試したところ、大いに納得! ゴブレットとクリスマスカードを置いただけで、テーブルの雰囲気がグッと変わります。

使い込むと変化するうつわの質感にうっとり

藍染窯さんでこの「UTAGE」と同じ釉薬を使って仕上げている「RINKA」も一緒に使いたいシリーズ。ヨーロッパの銀食器をモチーフにした、アンティークな雰囲気を感じさせる一枚です。

お店で使っているプレートに、カフェのケーキを盛りつけていただきました。

Photo by くりたまき
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kuroのSサイズにお店自家製のレモンケーキをのせて

花のようにリム(ふち部分)が華やかで、ケーキを引き立ててくれます。それでいてシンプルなので、クリスマスにも普段使いにもうれしい一枚になりそうです。
それからお伝えしたいのが、「UTAGE」と「RINKA」のkuroの質感のこと。使っていくと質感が変わるのです。段々とつやが出て、さわり心地も変化します。その過程も楽しみたいですね。

Photo by くりたまき
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左:お店で使ってきて変化したもの / 右:未使用のもの

Photo by くりたまき
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さらにshiroを並べるとこんな感じ

ちなみにつくる上では、このkuroに使われている釉薬は扱いが大変。窯の中で焼いているときに、釉薬がすこし周りに飛び散ってしまうのだそう。そのため、違う釉薬をかけた器とは一緒に焼くことができないんですって。この釉薬をかけたうつわだけを集めて焼く。そんな手間がかかっています。

憧れの、毎週金曜日のうつわ。

おうち時間が増えている今、ちょっとだけ特別感のあるうつわがほしいな、と思うことはありませんか。それはクリスマスに限った話ではないと思うのです。
わたしは、この藍染窯さんの「UTAGE」と「RINKA」をいつか“毎週金曜日のうつわ”にしたいなあ、と憧れています。
毎日を特別にはできないけど、金曜日の夜だけはちょっぴり贅沢してみる。食べてみたかったコンビニスイーツを買ったり、オーブン料理をつくってみたり、いつもよりワンランク上の調味料を試してみたり。自分を、家族を甘やかして過ごす。
金曜日は料理をのせるうつわも、ちょっぴり贅沢にしたいものです。

Photo by くりたまき
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「UTAGE」オブレットのkuroとshiroを並べて。ホットワインやポタージュなどを入れて楽しみたい

大人っぽい華やぎのある「UTAGE」と「RINKA」ですが、食洗機と電子レンジの使用がOKで、使いやすさと丈夫さも兼ね備えています。そんなところも毎週使う上ではうれしく感じませんか?
クリスマスも、お正月も、成人の日も、バレンタインデーも。そして毎週金曜日の夜も。こんなうつわを使って、おうちでゆっくり過ごしたいです。

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