洗い方
うるし塗りやウレタン塗装の曲げわっぱは、中性洗剤で軽く洗ってからしっかりと水気を拭き取って乾かします。無塗装の場合は洗剤が使えないので、50〜60度のお湯で流すように洗いましょう。熱湯だと形が変形してしまうことがあるので、温度には注意してくださいね!
できれば食べた後すぐに洗うのが良いですが、帰宅後になってしまう場合は、お弁当箱の中身を空っぽにしておくことで洗いやすい状態を作ることができます。
黒ずみができたら
曲げわっぱを使用していると、ごはんやおかずのでんぷん質が化学反応を起こして黒ずみが生じてしまうことがあります。カビとは違い体に害はありませんが、気になる場合は酢水につけて手入れをしましょう。
酢:水=1:1で混ぜて30分つけ置きし、お湯で洗い流せば完了です。それでも黒ずみが取れない場合は、サンドペーパーで優しく削るようにして削り落す方法もあります。
カビの防ぎ方
曲げわっぱは調湿作用がある分、カビやすいというデメリットがあります。無塗装の白木は洗い方や保管方法を間違えると特にカビやすいので注意が必要です。
とにかく湿ったまま放置するのが、1番のカビの原因。使用後は食べ物を無くし、乾燥しやすい状態を作りましょう。洗ったあとは丁寧に乾拭きし、しっかりと乾かすことが大切です。保管場所の湿度もカビの原因となってしまうので、風通しの良い場所を選んでくださいね。
曲げわっぱで素敵なお弁当ライフを♪
無塗装、うるし塗り、ウレタン塗装と、3種類の曲げわっぱ弁当箱をご紹介しました。普通のお弁当箱とは違いお手入れ方法にクセがあるので、心配な方はうるし塗りやウレタン塗装からはじめてみるのがおすすめですよ♪
使い方に慣れてきたら、無塗装の曲げわっぱで本格的な違いを味わってみてください。ごはんのおいしさだけでなく、木の温もりが作り出すほっこりとした雰囲気や、地味なおかずを引き立ててくれる曲げわっぱの魅力にも注目です。