「本当に頭のいい人」と聞いて、あなたは誰を思い浮かべますか。
テストでいつも100点を取っていたあの子でしょうか? クラスの真ん中にいた人気者でしょうか? その答えは人それぞれかもしれませんね。
本当の賢さとは、どんな部分に現れるのか。社会人経験のある筆者が、その特徴を分析していきます。

(1)冷静で論理的
もちろんパッションで課題に向き合うことも大事ですが、どんな場面でも冷静でいることは物事を最短距離で解決に導きます。
また、冷静になれば論理的に思考できるようになるでしょう。なぜ論理的な考えや説明が必要かというと、それが誰に対してもフェアで納得感のある伝え方になるから。
「AだからB。BになるとCが起こる。Cを防ぐためにDが必要」
こんなふうに頭の中を整理して、「なぜそうなるか」「結論として何を言いたいか」を論理的に話すと、どんな課題にぶち当たったとしても、うまく周囲やチームをまとめ、即座に解決できる「頭のいい人」だと認められることでしょう。
(2)手を抜くのもうまい
「頭がいい」と「真面目」は共通する部分もありますが、全く異なる部分があります。その異なる部分の一つは「サボり方」。
本当に頭がいい人は、手を抜いていい場面を理解しており、サボるのも上手です。
全てのことに全力投球ではなく、優先順位をつけて作業が出来るため、仕事もプライベートも「落としてはいけないポイント」をきっちり押さえているのです。
(3)人を褒める
例えば、先輩から仕事のフィードバックをもらう時。
A「この仕事全然ダメだね、なってない。今すぐやり直して」
B「この部分、すごく頑張ったのが分かるよ。もっといい物にしたいから、もう一回やってみてほしい」
あなたならどちらの方がモチベーションUPしますか? Bと答える人が多いのではないでしょうか。
いくら賢くて仕事が出来ても、コミュニケーションのコツが分かっていないと「本当に頭がいい人」とは言えません。