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エステティシャンが教える!生理サイクルに合わせたスキンケア法

美容

ホルモンバランスの変化によって、「肌の調子が良い時」「肌の調子が悪い時」を感じることはありませんか?女性の体は、月経期を中心に「4つのサイクル」に分かれていて、期間ごとに心身の変化を感じることもあります。今回は、エステティシャンである筆者が、その生理サイクルの肌の特徴に合わせたスキンケア法をお教えします。

一ヶ月のあいだに「4つのサイクル」肌はどう変化するの?

女性にとって欠かせない「月経期」をはじめ、「卵胞期」「排卵期」「黄体期」と4つのサイクルに分かれています。

まず一つ目の、生理中である「月経期」は、ホルモンの一つであるエストロゲンの分泌が低下し、乾燥を感じたり、肌荒れが起きやすいなど敏感な状態にかたむきがちです。

次に、生理後と言われる「卵胞期」は生理サイクルの中でも心身ともに安定し、新陳代謝が活発になり、肌調子が良いと感じやすい時です。

三つ目はホルモンバランスが大きく変化しやすい「排卵期」。体調の変化や肌調子が不安定になりやすい時です。

最後に生理前と言われる「黄体期」は、皮脂分泌が盛んになり、肌のベタつきやテカリ、毛穴のつまり、ニキビや吹き出物などの肌トラブルが現れやすくなります。

あまり何も感じないという人もいれば、ホルモンバランスの変化とともに肌にもあらわれる人など体質によってさまざまですが、この4つのサイクルの特徴を知り、肌のコンディションを整えるためにはどのようなスキンケアをおこなえば良いかをお教えします。

「4つのサイクル」にあったスキンケア法は?

1. 「月経期」はハードなケアはせず、保湿重視

生理中である「月経期」は体は重だるいし、憂うつな気分、人によっては生理痛を感じるなど心身ともにしんどいと感じやすい時ですね。

「月経期」の肌は、乾燥しやすく敏感になりがちで、肌荒れやニキビが出るなどの肌トラブルを感じることも。この時期は、ピーリングなどの肌にとって負担な角質ケアは控え、保湿重視にしましょう。

(1)クレンジング、洗顔後、化粧水を手に取り、お肌全体に広げます。

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(2)化粧水をコットンにたっぷり含ませ、優しくおさえるように肌に浸透させます。

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(3)保湿力の高いセラミド、コラーゲン、ヒアルロン酸、プリテオグリカンなどの美容成分が入ったシートマスクをお肌にピッタリ密着させて、肌のうるおいを最大限に高めます。

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(4)月経期は体が冷えたり、むくみやすいので、水を絞ったタオルをレンジで約1分ほど温めた蒸しタオルをシートマスクの上にのせて、温パックをしたり、首にのせて体を温めましょう。

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(5)最後に乳液、クリームを重ねてしっかり保湿します。

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2. 「卵胞期」コンディションが高まっているあいだにスペシャルケアを

月経期が終わったあとの「卵胞期」は、新陳代謝が活発になり、心身ともに安定し肌調子も良いと感じやすい時。

このタイミングで「角質ケア」や「スペシャルケア」「サロンケア」などをおこなうのがおすすめです。

(1)クレンジング、洗顔後、角質のザラつきやゴワつきを整えたり、スキンケアの浸透を高めるために、顔全体にクレイマスクを塗り15分ほど置きます。

15分後、クレイマスクを洗い流します。

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(2)化粧水を手にとり、優しくおさえるようにたっぷり肌に浸透させます。

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(3)さらにエイジング作用のあるヒト幹細胞、コエンザイムQ10、フラーレンなどの美容成分が含まれたシートマスクや美容液を浸透させます。

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(4)乳液、クリームをなじませながら、フェイスマッサージをしたり、美顔器をお持ちの方は一緒に組み合わせるのもいいですね。

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