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大人女子におすすめ。ヨーロッパの雰囲気を感じる美しいガラスペン

軽井沢のガラス工房「Werkstatt(ヴェルクシュタット)てとひ」のガラスペンは、ドイツの小さな村「ラウシャ」のガラスを使い、一つひとつ手作業で作られています。見た目が美しい上に、滑らかな書き心地のガラスペンは、手紙や日記を書こうと机に向かう時間を豊かなものにしてくれます。

軽井沢の工房で手作業で作られる、美しいガラスペン

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2011年から軽井沢で制作をするガラス作家、藤田素子(ふじたもとこ)さんが開いている工房兼ショールームの「Werkstatt(ヴェルクシュタット)てとひ」。ガラスペンを中心に、さまざまなガラス作品を制作しています。werkstatt とは、ドイツ語で「小さな仕事場」の意味。てとひは「手」 と「火」 を指しています。ガラス制作を学んでいた頃、手の動かし方と火加減がとても大事だと学び、今も常に意識していることから名づけたそうです。

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藤田さんが修行をしたのは、旧東ドイツにある小さな村Lauscha(ラウシャ)。芸術大学でガラス制作を学んでいた頃、古い雑誌の記事でその村を知り、卒業してからその村に足を踏み入れました。
藤田さんが現在、主に制作しているガラスペンと出会ったのはこの時。ガラスペンは、万年筆用のインクにペン先をつけ、ペン先に走っている細かな溝に吸い上げたインクで文字を紡ぎ出します。そのインクの滑らかな書き心地と、これまで目にしたことがないほどの美しいペン自体に一瞬で心を奪われたのだそう。
そんな藤田さんのガラスペンは、自然に囲まれた村の雰囲気をそのまま熔かしこんだような落ち着いた深い色合いが特徴です。

繊細な作りによる滑らかな書き心地

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一つひとつ手作業で作られるガラスペン。ガラスが気持ちよく流動するような火加減をさぐりながら、のばしたり、ひねったり。手先の感覚を頼りにその作業を繰り返し、一つひとつ形にしていきます。
繊細なペン先は、最後に丁寧に研磨して仕上げられます。また、ショールームでは試し書きをすることができ、筆記角度やペンの持ち方に合わせてペン先を調整してもらうことが可能です。
それでは、いくつかのガラスペンを紹介します。

ラウシャの町並みの空気を感じる「Luft nostalgie」

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こちらは「Luft/空気」の「nostalgie/ノスタルジー」シリーズ。指を添える部分がくびれた形は指先が滑りにくく、鉛筆のような感覚で握ることができるガラスペンです。
カラーバリエーションは2色。飴色がベースの「セピア」とブルーとグリーンが混ざり合う「草原」は、ラウシャの美しい自然に囲まれた石造りの町並みをイメージしているそう。現地に行ったことはなくても、穏やかな太陽の光や、やわらかな風、青い空や豊かな緑などが想像できますね。

Luft nostalgie/ノスタルジー 27,000円(税別)

時間や場所によって印象が変わる「Himmel」

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続いてご紹介するのは、さまざまな時間や季節の空の色をイメージして作られたという「Himmel(ヒメル)/そら」。深みのあるさまざまな色と、そのグラデーションが美しいシリーズです。明るさや背景によってガラスペンの印象が変わるところに、常に移り変わる空の美しさや儚さが表れているように感じます。

Himmel/そら 30,000円(税別)

いつでも一緒に持ち歩きたい「mit...」

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こちらは「mit…(ミット…)/…と一緒に」シリーズ。ガラスペンには珍しいコンパクトな手のひらサイズが特徴です。クーピーやクレヨンのように、気軽に使いたくなります。鳥のくちばしのようなペン先と、羽のようなストラップの紐がついたデザインもかわいらしくて魅力的。旅先に一緒に連れて歩き、思い立ったときにサッと手にとって、イラストや手紙を書くのを楽しめたら素敵ですね。

mit.../…と一緒に 10,000円(税別)

気になるものは見つかりましたか?不定期でオープンする軽井沢のショールームは、ゴールデンウィーク中の5月4~6日に開店予定です。そのほか、 各地の文房具専門店などでも取り扱いがあるので、ホームページをチェックしてみてください。

ガラスペンは、1度インクをつけただけで便箋1枚程度を書くことができ、そのインクで書かれた文字は味のある雰囲気を演出してくれます。大切な人へ手紙を書くときや、忘れたくない思い出を日記に綴るとき、Werkstattてとひのガラスペンを使ってみませんか。一本一本丁寧に作られた美しいガラスペンは、書くというひとときをより特別で楽しいものに変えてくれそうです。

photo / Werkstattてとひ

Werkstattてとひ

http://www.tetohi.com/
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