キャベツのおいしい時期にぜひ作りたいのが家庭料理の大定番「ロールキャベツ」です。今回はあっさりとしたコンソメ味ですが、お肉の旨みとお野菜の出汁が染み出てとっても奥深い味わいです。とろとろ~っとしたキャベツが絶品ですよ♪ぜひお試しください。
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大人気!コンソメロールキャベツの基本レシピ
肉だねを作って大き目のキャベツの葉で巻き、コトコト煮込む……。
ロールキャベツは一見、とても手の込んだ料理に見えますが、実は意外と簡単。時間のない方は、肉だねはポリ袋でチャチャっと、キャベツはレンチンで時短調理。工夫次第で簡単になりますよ。基本の作り方とあわせて簡単に作る方法もご確認くださいね。
材料(4人分)
・キャベツ……7~8枚
・豚のひき肉……250g
・玉ねぎ……小1個
・にんじん……小1/2本
・バター……20g
・パン粉……1/4カップ
・牛乳……30cc
・塩、こしょう……少々
【コンソメスープ】
・コンソメ顆粒出汁……小さじ2杯
・お湯……5カップ
・塩、こしょう……少々
・ドライパセリ……お好みで
下準備
キャベツは裏向けにして、根元部分に包丁で切れ目を入れます。そのまま切れ目を入れた部分に、親指をぐっと押し込みましょう。全体が破れないようにそ~っとはがすときれいに取れますよ。
しっかりと巻きついていて、はがすときに破れそう……と心配な方は、切れ目を入れた根元部分に水を流しいれてみてください。すんなり全体が破れることなく自然にはがれおちます。
大き目の鍋にキャベツの葉をすべて入れてゆでます。しんなり柔らかくなればOKです。
もし時短で仕上げたい場合は、水洗いしたキャベツは水気を拭かずにそのままポリ袋にいれます。ふわっと口をそのまま開けたまま、500Wで3〜4分程度レンジで加熱しましょう。
硬すぎると巻くときに破れますので、巻きやすい柔らかさになるまでレンジの加熱時間は調節してください。
ゆでたキャベツは水を切り、粗熱を取ります。芯の太い部分は包丁で削ぎ落として厚みを均一にしましょう。
そぎ落とした芯は、みじん切りにします。肉だねの具材として一緒に入れてしまいますので捨てずに置いておきましょう。
にんじんと玉ねぎはそれぞれみじん切りにします。
作り方
フライパンを熱し、バターを加えます。バターが半分溶けたくらいで玉ねぎのみじん切りを入れてよく炒めましょう。飴色になるまで炒める必要はなく、じっくり甘味が引き出されるように炒めて、透明になればOKです。
玉ねぎが透明になれば、にんじんも加えてさっと合わせておきます。にんじんは加熱しすぎると崩れてきますので、玉ねぎと馴染ませる程度で十分です。
※バターは、加熱しすぎると焦げてしまいます。半分溶けたくらいで具材を加えて炒めはじめましょう。
大き目のボウルに、肉、炒めた玉ねぎとにんじん、牛乳でふやかしたパン粉とキャベツの芯、塩、こしょうを加えてよく混ぜ合わせます。
時短でおこなう場合は、清潔なポリ袋やチャック付き保存袋を使うのがおすすめ。
具材が多いと混ざりにくいので先に塩、こしょうをしてからしっかりと粘りが出るまで混ぜ合わせます。追って、そのほかの具材を加えて混ぜると簡単ですよ。洗い物も減り楽ちんですね。
手でしっかりこねると肉の脂身と赤身が混ざり合い粘り気が出てきます。ひとまとまりになり、馴染んだら肉だねの完成です。
キャベツの葉を広げ、真ん中よりも少し根元寄りに肉だねを置きます。肉だねをあらかじめキャベツの葉の枚数に応じて7~8等分にしておくと、サイズがそろってきれいにできますね。その場合、キャベツの葉の大きさによって肉だねの分量を微調整してください。
根元から肉だねを包むようにクルッと巻き込みます。この最初の巻きをギュギュっとしっかりおこなうことで、崩れにくくなりますよ。