キャベツのおいしい時期にぜひ作りたいのが家庭料理の大定番「ロールキャベツ」です。今回はあっさりとしたコンソメ味ですが、お肉の旨みとお野菜の出汁が染み出てとっても奥深い味わいです。とろとろ~っとしたキャベツが絶品ですよ♪ぜひお試しください。
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作り方
フライパンを熱し、バターを加えます。バターが半分溶けたくらいで玉ねぎのみじん切りを入れてよく炒めましょう。飴色になるまで炒める必要はなく、じっくり甘味が引き出されるように炒めて、透明になればOKです。
玉ねぎが透明になれば、にんじんも加えてさっと合わせておきます。にんじんは加熱しすぎると崩れてきますので、玉ねぎと馴染ませる程度で十分です。
※バターは、加熱しすぎると焦げてしまいます。半分溶けたくらいで具材を加えて炒めはじめましょう。
大き目のボウルに、肉、炒めた玉ねぎとにんじん、牛乳でふやかしたパン粉とキャベツの芯、塩、こしょうを加えてよく混ぜ合わせます。
時短でおこなう場合は、清潔なポリ袋やチャック付き保存袋を使うのがおすすめ。
具材が多いと混ざりにくいので先に塩、こしょうをしてからしっかりと粘りが出るまで混ぜ合わせます。追って、そのほかの具材を加えて混ぜると簡単ですよ。洗い物も減り楽ちんですね。
手でしっかりこねると肉の脂身と赤身が混ざり合い粘り気が出てきます。ひとまとまりになり、馴染んだら肉だねの完成です。
キャベツの葉を広げ、真ん中よりも少し根元寄りに肉だねを置きます。肉だねをあらかじめキャベツの葉の枚数に応じて7~8等分にしておくと、サイズがそろってきれいにできますね。その場合、キャベツの葉の大きさによって肉だねの分量を微調整してください。
根元から肉だねを包むようにクルッと巻き込みます。この最初の巻きをギュギュっとしっかりおこなうことで、崩れにくくなりますよ。
左右の葉を真ん中に折りたたみます。肉だねがはみ出ないように、また崩れないようぴっちり隙間なく巻くように心がけましょう。
巻き終わり箇所を、爪楊枝でとめましょう。巻き終わりは葉も薄く破れがちです。少し折りたたんでからとめると仕上がりもきれいでしょう。
※小さなお子さま向けなど、爪楊枝が気になる方は乾燥スパゲッティを半分に折って刺しておくとよいでしょう。これなら安心して全部食べられますね。
崩れないように、巻き終わりを下にしてトレイなどに並べておきます。
鍋にロールキャベツの巻き終わりを下にして入れます。コンソメスープ用のお湯とコンソメキューブを入れ沸騰させましょう。
※煮崩れしないポイントは、巻き終わりを下にすることと、そしてロールキャベツがぴったり入る小さ目の鍋で煮ることです。隙間が大きいと煮ている際中に動いて崩れやすくなります。
時々アクを取りのぞきましょう。弱火にして、蓋をしたら20~30分キャベツの葉がトロトロに柔らかくなるまでゆっくり煮込みます。
途中ひっくり返したりせず、あまり触れずそのままコトコト煮ることが崩れないポイントです。