この連載では「10分で作れるおつまみ」レシピをご紹介します。今回は、土用の丑の日にうなぎを食べるときに、お酒と一緒に楽しめる簡単レシピです。市販のうなぎの蒲焼を使ったアレンジレシピなので、さっとフライパンひとつで手軽にできますよ♪
前田未希
うな丼やうな重だけじゃない♪
土用の丑の日には、やっぱり「うなぎ」!炊きたてのごはんと相性の良い"うなぎ"ですが、お酒との相性もなかなかのもの。お酒を飲まれる方は、お酒に合う"うなぎ"で楽しんでみませんか?
今回は市販のうなぎ蒲焼を使って、ゴーヤと合わせた和えものにしました。ゴーヤのほのかな苦みと甘辛い味わいで、うなぎだけで食べるよりも食欲をそそりますよ。
「うなぎとゴーヤの甘辛和え」の作り方
材料(2人分)
・うなぎの蒲焼……1尾
・ゴーヤ……1/2本
・醤油……大さじ1杯
・みりん……大さじ1杯
・砂糖……小さじ2杯
・鰹節……3g
下準備(ゴーヤの苦味抜き)
ワタは苦味の原因ではないので、多少残っていても問題ありません。
苦みが苦手な場合は、より薄めに切りましょう。苦味を楽しみたい方は、厚めの1cmがおすすめです。
ゴーヤ1本に対して、塩小さじ1杯、砂糖小さじ1杯が目安です。塩と砂糖を揉み込むことで、苦みが水分となって外に出てきます。
苦みを抜く時間はあくまで目安です。しっかり苦みを取りたい場合は、時間を伸ばしてください。
たっぷりのお湯で1分ほど茹でましょう。炒めものにするにはもっと短い時間で良いですが、今回はそのまま和えるので、食べられる状態になるまで茹でます。
作り方
軽く表面を焼くことで、生臭さが解消されます。フライパンだけではなく、グリルやオーブンなどでも構いません。
焼くとき、フライパンの場合は皮目を下にして焼き始めてください。先に皮を焼くことで、香ばしくパリッと焼き上がります。グリルやオーブンの場合は、皮目を上にして焼きましょう。
ふっくらうなぎとゴーヤのザクザク食感が合う!
ふんわり柔らかなうなぎに、ゴーヤのしっかりとした歯ごたえがアクセントに。普段は山椒を合わせることの多いうなぎですが、鰹節を入れることで味に変化を出しました。どこか懐かしい、優しい味わいですよ。
しっかりとした味付けなので、味を落ち着ける必要はなく、できあがってすぐに食べられます。お好みで七味唐辛子をまぶしても◎。