腸にダイレクトに届く画期的な効果を試してみたいなら…
【即刻性あり!? 腸の働きを最大限に高める最新アイテム】
「“シンバイオティクス”とは、生きた善玉菌を摂取する“プロバイオティクス”と、善玉菌のエサを摂取する“プレバイオティクス”を合わせた食事や機能性食品のこと。これ1つで両面から同時にアプローチできる優秀なアイテムは、腸内環境を整えるのに最適で、便秘改善だけでなく、免疫力アップにも期待大です」(高橋先生)
善玉菌が食物繊維やオリゴ糖を発酵させて腸内で作る物質を、サプリメントで直接摂取できる驚きのアイテムも登場。
「短鎖脂肪酸そのものを配合し、腸内に直接届けられる斬新なサプリメントです。さまざまな効果で健康的で美しいカラダ作りを手助けする短鎖脂肪酸が増えると、腸内細菌のバランスも良くなり元気に!」(前山先生)
ヤクルト本社「シンバイオティクス ヤクルトW」
胃液などの消化液に耐えて生きたまま腸内に届く“乳酸菌 シロタ株”300億個と、ビフィズス菌を増やす“ガラクトオリゴ糖”2.5gをギュッと凝縮した乳製品乳酸菌飲料。日々の食生活で不足しがちなビタミンCも配合。飲みきりやすいパーソナルタイプの容器。「脂肪分ゼロで、すっきりとした風味。毎日飲むのにいいと思います。お腹にも溜まるので、間食代わりに摂ってもいいのでは」(高橋先生)。100ml¥120(ヤクルトお客さま相談センターTEL:0120・11・8960)
ストリ「短鎖deスリム」
筑波大学との共同開発で生まれた、国産大豆を原料にした短鎖脂肪酸の原液を100%配合。飲み込みやすく、胃酸に溶けないカプセルに閉じ込めることで、腸までしっかりと届く。「本来、腸内細菌が作るものをサプリメントにしてしまうとは驚き」(前山先生)。さらに、短鎖脂肪酸は、“天然の痩せ薬”ともいわれ、肥満をコントロールする働きがあるので、ダイエット効果も。60粒入り¥7,980*税込み(ストリTEL:0120・905・017)
腸に有用な菌の代表格ビフィズス菌を増やしたい人は…
【まずは2週間。食後に摂取すれば、確実に変わる】
腸の働きを整える善玉菌の代表選手、ビフィズス菌。同じ善玉菌の乳酸菌の100~1万倍の数が大腸に生息し、乳酸のほかに、腸内を酸性にする酢酸も作るので悪玉菌が棲みづらい環境にしてくれる。ただ一般的なビフィズス菌は酸に弱いので、摂取するなら胃酸の濃度が低い食後がおすすめ。最近製品化されているものに多く使われているのが、森永乳業が健康な乳児から見つけたビフィズス菌BB536。
「酸や酸素に強く、生きたまま腸に到達することができる注目の菌です」(今井先生)。
「サプリメントなら、胃酸に負けないカプセルを使ったものを選びましょう」(松田先生)。
2週間ほど同じものを継続すれば、効果を感じられるはず。
森永乳業「生きて届く ビフィズス菌 BB536」
小型の植物性カプセル1粒に、50億個のビフィズス菌BB536を凝縮。「BB536株は世界中で食品やサプリメントに使われているので安心感があります。ヨーグルトもいいですが、カロリーなどを考えても、1日1粒でOKなサプリで手軽に摂取できるのでおすすめです」(今井先生)。「腸内環境を良くする作用が報告されているBB536株を摂取できて、コスパもいいですね」(小杉先生)。15粒入り¥980(森永乳業TEL:0120・303・633)
ファインベース「ビフィリゴ10000」
機能性表示食品であるビフィズス菌BB536をメインに、ビフィズス菌を助けるサポート成分で、胃酸による減少の少ない乳酸菌EC-12とイソマルトオリゴ糖を配合。腸内環境を良好にして、便通を改善。「長年研究されてきたビフィズス菌なので、悪玉菌を抑えるだけでなく、免疫力を高めたり、アレルギーの症状を和らげる効果も報告されています」(今井先生)。1日2粒。60粒入り¥6,000(ECスタジオTEL:0800・555・0300)
森下仁丹「ヘルスエイド(R)ビフィーナS スーパー」
胃酸に負けない“ハイパープロテクトカプセル”を採用し、スティック1本に、ビフィズス菌(ロンガム種BB536)を50億個配合。「独自で開発したシームレスカプセル技術で、ビフィズス菌を生きたまま腸まで届けるのがこのサプリメントの特徴です。私が透析医として勤務していたころ、患者さんにこれを薦めたところ、多くの人が便通の改善を実感していらっしゃいました」(松田先生)。30袋¥3,856*税込み(森下仁丹TEL:0120・181・109)
ドリンクなら手軽乳酸菌を確実に摂りたい人は…
【いつもバッグに忍ばせて、外でも積極的に!】
糖類を分解して乳酸を作る細菌の総称で、腸の中にいる善玉菌のひとつ、乳酸菌。ビフィズス菌と違い、ヨーグルトやチーズなど動物性乳酸菌、漬物など発酵食品に含まれる植物性乳酸菌など、種類が豊富なのが特徴。
「摂取すべき乳酸菌は、個人の悩みや症状によって変わってきます。なので、自分の調子に合わせて、まずは最低でも1週間ほど試してみてください。ヨーグルトで摂る場合は1日100~200gが目安です」(今井先生)
乳酸菌は生きたまま腸に届いても、1週間ほどしか腸内で生きられないので、できれば毎日のように新しい乳酸菌を取り入れたい。外出先でも乳酸菌を摂るなら、持ち運びに便利なペットボトルのドリンクがおすすめ。