わたしたちが生活の中で慣れ親しんでいる食材を染料に使ってできあがる「FOOD TEXTILE(フードテキスタイル)」のバッグたち。使いやすいデザインやサイズ感はもちろん、そのやさしい色合いも魅力的です。食品廃棄の問題にファッション業界から切り込んだ新しい取り組みを、ぜひご覧ください。
捨てられるはずだった食材で染めたプロダクトを展開
食品会社や飲食店などでの製造過程で生まれる、捨てられるはずだった野菜や食材。「FOOD TEXTILE(フードテキスタイル)」は、それらを染料として使用し、食材のもつ色そのままを活かしたテキスタイル&プロダクトを生み出しているブランドです。
そんな天然素材の染料を90%以上使用し、丁寧に染め上げられたその色合いはどれもやさしく、穏やかな気持ちにさせてくれるものばかり。
紙袋をイメージしたランチバッグは食材のストック入れにも
特におすすめしたいのが、使い勝手抜群のバッグたち。こちらのランチバッグは紙袋をイメージして作られていて、折り曲げたり折り返したりと好きな形にアレンジしながら持つことができます。キャンバス地なので丈夫さもあり、お出かけ用としてはもちろんですが、キッチンの食材ストックを入れておく袋としても使えて便利。このカラーは「ジュニパー」という植物で染められたもので、ほかには「エキナシア」(ハーブ)や「エスプレッソコーヒー」の色展開があります。
LUNCH BAG -juniper-/3,456円(税込)
常に持ち歩いておきたいショッピングバッグ
こちらはすっきりとしたシンプルなデザインと使いやすい絶妙なサイズ感が魅力のショッピングバッグ。マチがついているので見た目よりもたくさんの荷物が収納できます。小さく折りたたむこともできるので、いつも持ち歩いておくと急に荷物が増えた時でも安心。このやさしいピンクは、ブルーベリーで染めた色。ほかにもパープルキャベツ、小松菜、ドリップコーヒーなどいくつかの色展開があるので、お気に入りの色がきっと見つかりますよ。
SHOPPING BAG S-blueberry-/2,700円(税込)
バッグ以外にもTシャツやエプロンなどを展開
バッグ以外にも、Tシャツやエプロンなども展開。ただ捨てられるのを待つばかりの食材たちを、こうしてさまざまなプロダクトに生まれ変わらせることによって、生活シーンをファッショナブルに楽しむ提案をしてくれています。
やさしい色合いがいつも和やかな気持ちにしてくれます
食品廃棄の問題に新たな切り口で解決方法を見出し、環境にやさしいプロダクトをつくり出しているFOOD TEXTILE。そのやさしいカラーを見ていると、なんだか心が和みます。それはわたしたちが日ごろ親しんでいる食材たちが溶け込んでいる色だからなのかもしれません。あなたもぜひ、カラフルなサラダの色を楽しむように、生地の上に表現された色合いを楽しんでくださいね。
photo / FOOD TEXTIL
FOOD TEXTILE(フードテキスタイル)