キリンが今年から本腰を入れている家庭用ビールサーバー「Home Tap(ホームタップ)」を試してきました。
中身は常時3〜4種から選べます。
今回試飲したのはホームタップの定番ビールである一番搾りプレミアム。
東北産の香り高いホップ「IBUKI」をふんだんに使用し、特殊な製法でつくられています。
通常の一番搾りよりもアルコール度数が少し高めで、まろやかさと甘みを感じました。
他にも期間限定のクラフトビールが。
爽やかな飲み⼝と、華やかな香りが特徴のブルックリンラガー。
フルーティで華やかな香りと上質な苦味をたのしめるグランドキリンIPA。
白ワインのようになめらかで、やわらかな⼝あたりのグランドキリンWHITE ALEなど、季節に合わせたクラフトビールが登場します。
毎月2回、任意のスケジュールで届きますが、スケジュールに合わせて届け日を変更したり、中身を変えたりすることも可能です。
美味しく飲める工夫がされている。
ビール容器は、酸素の透過しない特殊なコーティングのペットボトルを使用。
本体は飲みごろを保つため、約5度に保たれているそうです。小さな冷蔵庫のような仕組みだそうです。
中はひえっひえ。ボトルの取り付けも簡単でした。
ほかにもクリーミーな泡付けが簡単にできるようにするなど、本格的な生ビール体験のために徹底的にこだわっているといいます。
「工場のタンクから飲む味を届けたい」
体験会の序盤でホームタップ担当者の山口洋平さんのプレゼンテーションがあり、開発にかける思いをこう話していました。
「キリンビールでは新入社員のとき、まずビール工場で数ヶ月研修をします。
醸造工程やパッケージングを学ぶのですが、工場のタンクから飲むできたてのビールが美味しいんです。
あの時味わった美味しさを、なんとかお客さまにお届けできないか。
またそれを最高に美味しく楽しんでいただくための届け方や、ビールサーバーを含めて開発できないかというのが起点となっています」
たしかにビール工場で飲むビールは別格なんですが、ホームタップで飲むビールはそれに近い美味しさを感じました。
好きなときに好きなだけ美味しいビールが飲めるのも魅力的です。
例えば休みの日のランチや、食事のシメにちょっとだけビールに戻りたいとき、お風呂上がりに1缶は多い。
そんなちょっとだけ飲みたいシーンにも、ホームタップが重宝しそうです。