在宅で過ごす時間が長くなり、ノーメイクで過ごす日が増えた、マスク生活によって肌が敏感になったり肌荒れを感じる、以前に比べて毛穴の黒ずみや汚れが気になるという人も多いのではないでしょうか?
今回は、エステティシャンである筆者が、肌タイプ別おすすめクレンジングについてご紹介します。
ノーメイクの日でもクレンジングってしたほうが良い?
クレンジングといえば、メイク汚れを落とすものという印象ですが、ノーメイクの日でも夜のクレンジングをおこなった方がいいと思いますか?
この答えはYES。
屋外、屋内に限らず、空気中にはちりやほこり、花粉、ダニなどの目には見えない細かな汚れがあり、肌へと付着します。また、日中のあいだに肌から分泌される皮脂汚れも溜まります。
これらの汚れが肌表面に蓄積することで、肌のザラつきやゴワつきなど肌のターンオーバーの乱れを招くほか、ニキビや吹き出物などの肌トラブルの原因にもなるため、メイクをしている、していないに関わらず、一日の終わりにはクレンジングで汚れを落とすのがおすすめです。
自分の肌にあったクレンジングを知りたい!
ドラッグストア、百貨店、ECサイトなど、クレンジングアイテムだけでもたくさんあり、どのタイプやどのアイテムが良いのか迷う…という人も多いはず。
エステティシャンである筆者が、実際にファンデーション、マスカラ、アイライナー、アイシャドウ、リップの落ち、クレンジングのテクスチャーや使用感を検証し、肌タイプ別におすすめのクレンジングについてをご紹介していきましょう。
乾燥肌タイプ&メイク汚れをすっきり落としたい人におすすめ!
ファンケル マイルドクレンジング オイル
120ml 1,870円(税込)
累計1億本も売れているという人気の「ファンケル マイルドクレンジング オイル」。
ファンケルといえば、肌に優しい、使い心地も良い、お手頃価格という印象ですね。
このマイルドクレンジング オイルは、「するんとオフオイルα」と「毛穴つるすべオイル」によって、落ちにくいメイクやザラつき、毛穴つまりになじみ、こすらずなでるだけでするんと落とすことが出来ます。
とろんとしたなめらかなオイルテクスチャーで、肌になじませるとオイルの中を泳いでいるようなふわふわしたテクスチャーがとても気持ち良く、メイクの上にのせた瞬間からジュワッとなじんだ印象です。
濡れた手でも使用でき、まつ毛エクステをつけている方も使用OK。ウォータープルーフのマスカラもしっかり落とします。
ぬるま湯で洗い流すと、するっと汚れが落ちる感じがわかりやすく、洗い上がりはべたつかず、しっとりうるおい感は保ったままで乾燥感はありません。
一般的にクレンジングオイルは洗浄力が高いため、洗い上がりの乾燥感を感じやすいという人も多いですが、この「ファンケル マイルドクレンジング オイル」は、しっかりメイクを落としたいけど乾燥肌という人にも向いています。ほかにも、どんな肌質の人でも使える印象です。
メイクをしっかり落としたいけど、洗い上がりはさっぱりが良い人におすすめ!
シュウ ウエムラ アルティム8∞ スブリム ビューティ クレンジング オイル
150ml 5,060円(税込)
シュウ ウエムラ最高峰のクレンジングオイルとも言われ、カシミヤ肌へ導く至福のテクスチャーで人気な「シュウ ウエムラ アルティム8∞ スブリム ビューティ クレンジング オイル」。
自然由来成分98%で、日本産の椿オイルを配合のほか、8つの植物オイル(シア脂、サフラワー油、オリーブ由来のスクワラン、ホホバ種子油、トウモロコシ胚芽油、ツバキ種子油、オタネニンジン根エキス、ダイサンチクエキス)によって、肌を整え、保湿にもアプローチします。
さらっとしたオイルテクスチャーなので、少し量を多めにとり、肌の上を優しくすべらせるようにして、摩擦しないようにクレンジングするのがコツ。
メイクなじみも良く、するんと落ちる印象です。
まつ毛エクステの場合、一般的なグルー(シアノアクリレート系)は使用可能。他の成分のグルーの場合は取れてしまう可能性があるそうです。
ぬるま湯で流したあとに感じたのは、とにかく、洗い上がりがさっぱりしているということ。肌の表面はサラサラっとしていて、ベタつき感はありません。
ですが、乾燥感やつっぱり感もなく、肌のうるおい感は保ったままの洗い上がりに感動しました。
オイルクレンジングの洗い上がりのベタッと感が苦手という人や、脂性肌タイプの皮脂っぽさが気になる人におすすめです。