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幸福度がアップする「セロトニン」と「エンドルフィン」を増やす方法3つ。週に1時間だけ試してください。

美容

人混みへの外出を控え、せっかくの休日も外出できないこともあって、なんとなく気分もふさぎがち……という方もいるのでは? なんとなく気分が落ち込む原因は、あなたの日常の過ごし方も関係しているかもしれません。そんなときにぜひ取り入れたいこととは?

運動がメンタルに与える影響は大

在宅ワークや外出自粛の影響で、外に出る機会が減り、運動する機会も減ったという方もいるかもしれません。運動とメンタルヘルスの関係性に関しては、こんな研究結果があるようです。

『週1回以上の運動習慣があるグループは、仕事上でストレスがあっても抑うつ症状が少ない人が多い。
有酸素運動量が少なかったグループは、多いグループよりうつ病を患う確率が約75%も高い』

運動を行うことによって、「自分の健康に良いことをしている、目標を達成できたなど自分に自信がつく」ことや、「運動に集中することによって悩みごとから運動へ考えが移るなどの気晴らしの効果がある」ほかに、運動すると身体があたたまり、リラックス効果や睡眠改善効果も期待できるようです。

メンタルヘルスに効果のある運動はどんなもの?

運動することでさまざまないい効果があることが分かりました。抑うつ感や不安の軽減には、脳の情報伝達物質のバランスを整えるセロトニンとエンドルフィンという物質が大きく関わっており、これらの量を増やすことが大切。
これらの量を増やすことができる運動は、有酸素運動と一定のリズムを刻むリズム運動なのだそうです。

運動強度による効果の差は大きくないため、気持ちいいと思える有酸素性のリズム運動を20分~30分、可能なら毎日すると効果的ですが、難しい場合は週1回1時間程度でも効果があることがわかっています。

ぜひ実践したい、手軽にできる運動は?

では、具体的にはどんな運動を取り入れるといいのでしょうか?オススメの運動をご紹介します。

その場足踏み・踏み台昇降

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前を向いて姿勢よく立ち、その場もしくは安定性のある低い踏み台を使用して、足踏みをしましょう。
<ポイント>
太ももをゆっくりと90°程度まで高く上げ、しっかり腕を振りながら行うと全身の筋肉が刺激されることにつながり、より効果的です。

動画を活用してダンス運動

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動画を見ながら行うボクササイズやエアロビクスなどのダンス運動も、有酸素性のリズム運動。Youtubeなどにはたくさんのダンス運動動画が投稿されています。インストラクターがいることで楽しみながら行うことができますよね。

室内で行える運動は、感染や熱中症のリスクを下げることができるのでオススメ。ただ室内でも熱中症のリスクはあるため、運動前や運動中の水分補給や、エアコンで28℃程度に室温を調整することをお忘れなく!

ウォーキング・ジョギング

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外で行う運動のため、感染拡大予防や熱中症対策は必要になりますが、有酸素性のリズム運動としてウォーキングやジョギングもオススメです。いつも見慣れた室内ではなく外を歩くことで、気分も前向きになれそうです。

なんとなく気分が沈みがち……というときは、気づかないうちに運動不足になっているかもしれません。これらの運動をぜひ日常に取り入れて、心地いいと感じる運動で気分を少しでも上げていきましょう。

参考:産業保健新聞「新型コロナウイルスの影響で危惧される運動不足とメンタルヘルスの関係」

新型コロナウイルスの影響で危惧される運動不足とメンタルヘルスの関係
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