好きな人ともっと会いたいけれど、ガツガツして嫌われるのは怖い。とはいえ、「彼のほうから誘ってほしい」と気長に待つのはじれったいはず。そんなときは一歩引いたアプローチがいいでしょう。
サインを出すだけでいい
好きな人と会いたくても誘われないとき、自分から誘っていいのか迷うことがあります。会いたいと言って断られたらショックですし、もし断られたら二度と自分からは誘えないとビクついてしまいますよね。
であれば、「誘ってもいいよ」というサインを出すだけで大丈夫。主導権はあくまで彼に与えて、自分は受け身のスタンスを取ります。たとえば何日の何時は空いているとか、行きたいお店を伝えるとか、すでにある程度の付き合いがある相手なら『誘って』と冗談っぽく言って彼の反応を見てみるのもいいでしょう。
「好き」は透けて見えるくらいがちょうど良い
ほぼ自分から誘うような感じになっても、はっきりとしたデートの申し込みをしない限りは、スルーされてもあまり気にしないことが大事。目的は彼に気づかせることなので、望み通りのリアクションがもらえるまで何度でもトライできます。実際に、男性は女性よりも鈍いところがあるので匂わせるような引きアプローチに気づかない人もいるはずです。
もし、こちらの恋心を察したうえで明確なお断りがあったなら、そもそも匂わせただけなので、「そうなんだー」「やだなー、冗談だよ」といった切り返しができます。また、そうした切り返しをすることで、フラれた自分をフォローすることもできるでしょう。
男性の本音
「こっちから誘っていいのかどうかは正直迷う。女性のほうから少しでも積極性を見せてもらえると『誘っていいんだ』と自信が持てる」(35歳男性・経営者)
コロナ禍ではいろいろな意味で誘いにくくなっているので、女性側からOKサインが出れば、男性も動きやすいようです。たとえば、一対一で会ったことがない相手であれば、個人的にLINEやダイレクトメールをするとか。それも『元気?』などのひと言をポンと投げるのではなく、お互いの共通点や過去に話したことをきっかけに、きちんとしたやり取りができるとデートにつながりやすいでしょう。
というのも、男性は何となくでも脈を感じる女性には真剣交際の可能性を探るため。ノリと勢いだけで会う女性はそもそも本命視しませんし、軽く見られてしまうのです。
「連絡をもらえただけでは脈アリと思わない。個人的に連絡をもらっても用件がなく、いきなり『最近どう?』とだけ言ってくる人は警戒してしまう」(35歳男性・経営者)
好きな人とまだ距離がある場合は、仕事でも趣味でもきっかけを見つけて話しかけるのが良いようです。会話のラリーが続くなら、それだけで「二人きりで会いたい」と思う男性もいます。
控えめであっても前に出るときは出る
肉食すぎると引かれるかもしれませんが、ずっと受け身でいるのも曖昧で男性は困ってしまいます。大切なのはメリハリをつけること。
きっかけは引きのアプローチであっても、彼が乗り気になったらわかりやすい積極性を見せるといいでしょう。彼に「仲良くなれそう。いける!」と確信させれば、向こうからガツガツと来てくれるはずです。
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※ 2021年5月24日作成