年代別の熟成度合いが楽しめる、ロマン溢れる飲み比べセット
最近ブームといえる日本酒の古酒。まったく同じ原料、製法で造った、製造年代別(1年、5年、10年、15年、20年)の5種類が入ったこのセットは、日本酒がどうやって経年により熟成変化をしていくのかを知るのにピッタリのセット。
「木戸泉」の「高温山廃一段仕込」という独特な酒造りにより、旨味と酸度の高いお酒に仕上げていますから、熟成するにはピッタリの酒質で、古酒への変化も素晴しい表情を見せてくれていますよ。
そのお酒が造られた年には何をしていたのか? お父さんの若い頃を思い出しながら、飲み比べていただきたい、ロマン溢れるセットです。(島田さん)
米作りから携わる、米を知り尽くす酒蔵が造った至極の酒
とんぼラベルが可愛い、人気の「いづみ橋」。それを造る泉橋酒造は、酒造りだけでなく、米作りも行う(兼業農家)酒蔵としても有名です。
お米は、その年の天候などによって出来が変わるもの。このお酒をいただくと、お米の旨味と、高精米ならではのきれいさと、伝統的な生酛造りからくる深い味わいと酸味の爽やかさのバランスの素晴らしさに、よくぞここまでお米の良さを引き出したものだと、感心させられます。
米作りから携わる酒蔵は、今年のこのお米はどうしたら最上級に美味しいお酒になるのかを、よく分かっていらっしゃるのだなと、深く納得の一本です。(島田さん)
あの八海山が提案する、料理が3段階ぐらい美味しくなる晩酌酒
「八海山」と言えば、誰もが知っている、新潟を代表する美味しい日本酒。淡麗辛口と言われるその味わいは、決して主張しすぎることなく、しかし、どんな料理とも合い、調和し、美味しくしてくれる、最高の食中酒といえるでしょう。
その八海山の純米大吟醸は、「少し特別な日に愉しめる、少し高級な日本酒」というコンセプトで造られた1本。ワンランク上の透明感、美しさに、ほんのりとした甘さのバランスが感動的なまでに素晴しいんです。
そして合わせる料理が、本当に魔法をかけたかのように、ぐっと、3段階ぐらい美味しくなるだけでなく、なんというか、味わいが上品に変化するのですよ。これはもう感動もの。お父さんにも是非、この感動体験をプレゼントしてあげてください!(島田さん)
千葉県出身の私がオススメする、とにかくうまい千葉のお酒
その県で美味しいお酒は、ぜひその県出身者に聞いてみてください。千葉県出身の私がおすすめする「不動」は、千葉を代表する銘柄「仁勇」を醸す鍋店(なべだな)が、2005年より販売している新銘柄。これが、味わいもしっかりと飲み応えがあり、とにかくうまいんです。
特にこのお酒は、山田錦のエレガントさと、純米大吟醸らしい華やかさときれいさがありながらも、酒袋を吊るして搾る「吊るししぼり」ならではの、口当たりのまろやかさ、柔らかさが素晴しい、うっとりの逸品。黒字に、赤く光るラベルもインパクト大で、おしゃれですよね。
家族の中で「不動」の地位にあるお父さんを敬う気持ちも込めて、贈ってみてくださいね。(島田さん)