日々の食べるものは、ただお腹を満たすためだけではなく、絶対に美味しくないと!と誰しもが、いや食いしん坊のわたしは特に思っているのですが、歳を重ねてくるとただ美味しさだけを追求するのではなく、自分に今必要な栄養を摂れるのかどうかもかなり意識してくるようになりました。
特に50歳前後の10年間は、更年期と言うこともあり、美味しくてさらに栄養価も高く、身体のためになるものを日々コツコツと取り入れていきたいなと思っています。
そんなわたしが今回おとりよせネットさんから送って頂いたのは、創業70年以上の老舗メーカー「HOKO」の「銀鮭中骨の水煮缶」です。
ツナ缶みたいな魚の身だけの缶詰ではなく、銀鮭の身と中骨がほろっほろになるまで煮込まれている缶詰。身はしっとりやわらかく旨味がじわっと染み出るおいしさなんですが、わたしはこの中骨がめっちゃ好き!なんといっても食感が好きすぎる!
奥歯で噛んだ時の崩れていく食感が、何とも言えずくせになります。ほかには絶対にない独特の食感で、ほろほろっというか、歯に当たった瞬間にほろっと崩れていく感覚があって、めちゃくちゃ気持ちがよくてそして美味しい。
味付けはシンプルに塩のみなので、銀鮭の身と骨のうまみを思いっきり堪能できます。余計なものが入っていないから、いくらでも食べられそうな、飽きが来ないおいしさ。美味しいだけではなく、カルシウムとたんぱく質が豊富に含まれているから、健康にも良いのが嬉しい!!
そのまま楽しむのはもちろんのこと、サラダや焼き飯、チャーハンの具材としてもおすすめだそうで、これは早速なにかにアレンジしてみよう!と、ひじきと一緒に煮詰めてふりかけにしてみました。ひじきの臭みを消すためにお酒を使いましたが、味付けは香りづけに醤油を使っただけ。
これが!めちゃくちゃ美味しい!やはり食感がたまらなく好きなので、ごはんにはもちろん、朝のトーストにチーズと一緒にのせて食べても美味しかったです。
ふりかけ以外にもなにか試してみたくて、今回は厚揚げと一緒にナゲットを作ってみました。
「鮭の中骨缶と厚揚げのナゲット」のレシピ
■材料(2人分)
・銀鮭中骨水煮缶 1缶
・厚揚げ 1パック(270gくらい)
・塩 ひとつまみ
・胡椒 少々
・薄力粉 大さじ3~4
・油 適量
■作り方
1. 銀鮭中骨水煮缶は水気を切り、ボウルに入れる。厚揚げも水気をきって表面の油をキッチンペーパーで拭き、同じボウルに入れる。塩、胡椒、薄力粉を入れて手で厚揚げを崩しながら混ぜる。
2. フライパンにやや多めの油を入れて170度に熱する。1のたねをスプーン2本で丸めながら落としていく(7個くらいになりました)。
3. 下の面がしっかり固まってからそっとひっくり返し、両面がこんがりきつね色になるまで揚げ焼きにする。お好みでからし醤油を添えていただく。
※今回は煮汁を使いませんでしたが、捨てるのは勿体ないので煮物に入れたり、味噌汁に入れたりして使ってください。いいおだしになります。
鮭の旨味たっぷり!中骨の食感がほろっほろっと楽しい、ヘルシーなナゲットになりました。大学生の次女が気に入って「美味しい!」と喜んで一気に食べてしまいました(笑)。冷めても美味しいのでお弁当にも向きます。
これを使って炊き込みご飯にするのも美味しそう!! シンプルなので、いろいろアレンジできるのもいいですよね。常温で長期保存ができるので、もしものための非常食としてストックしておきたい缶詰だと思います。