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[ダスキン監修]梅雨のジメジメを一掃!きれいなキッチンづくりは雑菌対策が大切

お掃除

梅雨は雑菌が繁殖しやすく、キッチンが不衛生になりやすい季節です。本記事では、ダスキンで衛生管理コーディネーターをしている平良朋美さんに、キッチンで発生する雑菌の条件や、対策方法、きれいなキッチンづくりのポイントなどをお聞きしました。今すぐ実践できるものばかりですよ。

その4:ふきんも要注意!常に清潔な状態に

Photo by Asuna Igari
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「拭き上げに使用したふきんには、雑菌が付着。そのまま数日使い続け、別の場所に使用すると、ふきんを媒介して雑菌が広がってしまいます。

シンク用、テーブル用など場所ごとに使い分けをしましょう。長くても1日使ったら取り替え、使用済みのものは必ず洗ってから干すこと。乾燥させないと、雑菌が増殖します。

使い分けに便利な方法としてあげられるのが、タオルの色分け。赤はシンク、青はテーブル用といったように分かりやすくしておくと安心ですね」

その5:洗い桶は使用後に洗うのが鉄則

Photo by Asuna Igari
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「洗い桶に小さな穴がいくつか開いてるんですが、何のためか知っていますか?あれは、つけおき洗いで雑菌が繁殖しないように、水を常に流しておくためのものなんです。

食器を洗い桶に入れたままにしておくと、中の水が雑菌だらけになってしまうことも。使い終わったあとは桶をしっかり洗い、ドライメンテをしてください。

食器やお弁当箱を漬け置きしている場所に、新しい洗い物を混ぜてしまうのもNG。繁殖している雑菌の中に、まだ雑菌が増えていない食器を入れているイメージです。もちろん雑菌を付けないほうがいいので、別にして順番に洗いましょう」

教えていただいた対策は、まさに『つけない』『増やさない』『やっつける』の3原則を実践している感じでした。最後に、キッチンをきれいに見せるポイントを伺います!

キッチンをきれいに見せるワンポイントアドバイス

蛇口やシンクまわりを光らせる

Photo by Asuna Igari
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「水道の蛇口やコンロまわりのステンレス部分は、磨けば光るポイントです!これを意識するだけで、レストランのようにピカピカなキッチンになります。

“ひと作業終わったあとに、汚れや水滴がついていたら拭く” を習慣化すると、輝きがくすまず、清潔さがキープできますよ。その際、ふきんの使い分けもお忘れなく!」

見えるところは重点的に整理

Photo by Asuna Igari
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「パッと見でラベルや収納の置き方がそろっていると、シンプルで整頓されて見えます。レストランに行ってキッチンがごちゃごちゃしてたらイヤですよね。それと一緒でおうちでも見栄えは大事です!

整理や掃除をしやすくするためにも、いらないものは置かないこと。あとは、ケースやラックなどを利用して、収納をわかりやすくしましょう。整理や掃除がしやすいキッチンは、汚れも溜めにくくなりますよ」

雑菌を寄せ付けないピカピカなキッチンづくり

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衛生対策のプロに教えていただいたキッチンをきれいにする方法。

一週間のうちで掃除する曜日を作っても、急な予定で、その通りにいかないこともありますよね。だからこそこまめな掃除を習慣化させることが大切です。

雑菌の繁殖条件『食品のゴミ』『水分』『温度』を満たさないキッチンづくりを心がけ、レストランのようなピカピカなキッチンを目指しましょう!

取材・文/猪狩明日奈

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