SNSを見渡してみると、やはり紙パックスイーツの醍醐味はパックから取り出す「あの」瞬間。実は紙パックスイーツ初挑戦なので、ドキドキが止まりません。
パックを開けると、ツヤツヤなコーヒーゼリーがお目見えです。コーヒーのほろ苦い香りもふんわりと漂ってきます。
長めのお皿を用意し、おそるおそる斜めに傾けると……。じわじわ出てくるかと思いきや、大半が「つるんっ!」と勢いよく流れ出てきました。お皿から飛び出すんじゃないかと、思わずひやりとするほどです。
実際にゼリーを取り出してみて、「あまりパックを傾けすぎない」ことと「自然と出てくるまでそのまま待つ」ことがコツだと感じました。つるんつるんでしっかりしたゼリーなので、無理に取り出そうとするとお皿の外にすべって飛び出してしまうかも……。
そんなこんなで出てきたコーヒーゼリーは、ピシッと角が立った堂々たる佇まいをしています。
ゼリーの硬さを生かし、大きめの角切りにして盛り付けてみました。写真の量で、およそ100gです。かなりボリュームがありますよね。ちなみにカットするとき、包丁を少し弾きかえすほど”もっちり、ぷるん”としていて、思わず「おぉ……」と声が漏れてしまいました。
口に入れると、ほどよいコーヒーの香りが広がります。「もはや、やわらかめのグミかな?」と思うほどに、もちもちぷるぷるの食感がたまりません。
ゼリーには「黒砂糖」が入っているため、甘みにコクがあり濃厚。フレッシュやクリームなしでもおいしくいただける一方、アレンジによる変化を楽しみたくなる味わいです。
1リットルコーヒゼリーを「おうちカフェ風」にアレンジ!
そのままでもおいしくいただける、業務スーパーの「コーヒーゼリー」。牛乳や生クリームをかけたり、アイスを添えて、シンプルなアレンジも楽しめます。
しかし、おうち時間が多い今だからこそ、ちょっと手の込んだアレンジを楽しんでみませんか?コーヒーゼリーで「おうちカフェ」を楽しめる、3つのアレンジをご紹介します。
ふわとろチーズクリームで「ティラミス風コーヒーゼリー」
ホイップクリームとクリームチーズを合わせた「チーズクリーム」。それを角切りにしたコーヒーゼリーにかければ、お手軽なティラミス風デザートの完成です。
ホイップクリームは生クリームを泡立ててもいいですし、業務スーパーで売っているスプレーホイップでもOK。実際に今回は、業務スーパーで購入したスプレーホイップを使用しました。
もちぷる食感のほろ苦コーヒーゼリーと、ふわとろチーズクリームの相性は抜群!ココアを振ったり、底にスポンジを敷き詰めたりすれば、よりティラミスに近づきますよ♪
珈琲とあんこの意外な相性!「珈琲クリームあんみつ」
コーヒーとあんこの意外な相性を生かした和スイーツ、「珈琲クリームあんみつ」はいかがですか?コーヒーゼリーは四角くカットしてきな粉をまぶし、「わらび餅風」に。白玉団子、つぶあん、バニラアイスをトッピングして、お好みのフルーツをのせます。
ぜいたくにホイップクリームを盛ってさくらんぼを飾れば、カフェにも負けない和スイーツの完成です!白玉団子とホイップクリームは、業務スーパーの商品を活用しました。
きな粉をまぶしたコーヒーゼリーは、歯切れの良い黒糖わらび餅のような味わいで、違和感なくクリームあんみつに溶け込んでいます。酸味のあるフルーツを合わせると、良いアクセントになりますよ。
夏にぴったり、ゼリーで作る「カフェオレのグラニテ」
コーヒーゼリーを溶かして牛乳と混ぜ、冷凍庫で凍らせれば、あっという間に「カフェオレのグラニテ」が完成します。フランス生まれの氷菓子「グラニテ」は、シャリシャリ食感がおいしい夏にピッタリなデザートです。
コーヒーゼリーと牛乳は2:1の割合。ジップ付きの袋に入れて、平らにして凍らせましょう。ときどき取り出してもみほぐせば、少しなめらかな食感になりますよ。
冷蔵庫のドアポケットや意外な「あれ」で保存できる!
残ったコーヒーゼリーは、パックのまま冷蔵庫のドアポケットで保管できます。一度ゼリーを取り出すとパックに戻すのがむずかしくなってしまうので、パックのまま保管したい方は最初からスプーンなどですくって取り分けると良いですね。
大きな保存容器があれば、移し変えて保存しても良いでしょう。SNSを見ると、100円均一や日用品店で販売されている、「レンジ用パスタ容器」に入れて保管している方もいらっしゃいました。
たしかに幅と高さがぴったりなので、「パックから取り出してみたいけど、保存容器がない」という方は、ぜひ試してみてください。