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天海祐希、リアル刑事にスカウトされた過去 宝塚時代の大手柄明かす

エンタメ

女優の天海祐希さんが過去にスリ犯を見つけた過去を告白。その能力から「刑事にならんか」と言われたそうです。

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8日、トーク番組『徹子の部屋』(テレビ朝日系)に、女優の天海祐希さんが登場。

天海祐希

同日スタートの『緊急取調室』(テレビ朝日系)では警視庁捜査一課の刑事を演じる天海さんですが、宝塚歌劇団時代に、リアルに犯人逮捕に尽力した過去を語りました。

■”人情家族”で生まれ育った天海さん

同番組の出演は今回で7回目となる天海さん。黒柳徹子さんとおだやかなトーンで、“アニキ”と呼ばれていることや、結婚について語り合っていきます。

黒柳徹子

トークのなかでは、自身が下町の”人情家族”で生まれ育ったことも告白。父親が人を放っておけず喧嘩の仲裁が3度のご飯よりも好きだった…なんてエピソードも明かされました。

するとそこで黒柳さんが「そういえば、天海さんもスリ捕まえたことがあるんですって?」と質問。どうやら、宝塚歌劇団だった当時、京都の桂駅でスリを発見したことがあるそうで、そのときの出来事を回顧します。

■目前に迫るスリ犯

天海さんいわく、同駅は特急と乗り換えができる場所だったため、少し停車時間があったそう。すると、そのときに“おじさん”のスリを発見。

そこで天海さんは、スリ犯が停車中に電車を降りてしまわないよう注意しつつ駅員のもとへ。5〜6人の駅員とともに電車に戻り、駅員がスリ犯に対し「あなたがスリをしたのを見た人がいる」と声をかけたのだとか。

ところが、複数の駅員のなかに一般客は天海さんひとりだったため、スリ犯は「おまえか、このガキ!」と目前まで迫ってきたそう。

■「頭の中でプチンと何かがはじけ」反撃

慌てた天海さんでしたが、「その時一瞬、頭の中でプチンと何かがはじけ」スリ犯に指を差し「見たんだよ!」「あんたが盗るの見たんだよ!」と真正面から反撃。

すると、その間にホームのゴミ箱を探っていた駅員が盗まれたと思われるポーチを発見。「このポーチですか?」と尋ねられた天海さんは再びハッキリと「そのポーチです!」と返答。スリ犯も黙ってしまったそうです。

この痛快エピソードには、黒柳さんも思わず「すごい人に見られちゃったね、その人ね」と笑いながらコメントしました。

■「そりゃ刑事役が似合うわけだ」

なお、その後は実際に刑事に状況を説明。スリ犯が乗車した時間まで事細かに覚えていたそうで「お嬢さん、なんで時間まで覚えているのか?」と刑事も驚き。

「見たんです。怪しいと思ったんで」と回答すると、刑事はボーっと天海さんを見て「お嬢さん、刑事にならんか」と言ったそうです。

奇しくも現在刑事役を演じている天海さん。喧嘩の仲裁が好きな父親の話といい、刑事からスカウトされた話といい、ひとつの線で過去と現在が繋がっているようなエピソードとなりました。

なお、この放送を受け視聴者からは「格好よすぎる~そしてオモシロイ」「そりゃ刑事役が似合うわけだ!」「正義感に溢れた美しき武将のような方」と絶賛の声が寄せられています。

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