コスメ&メイクライターの古賀令奈です。昔は積極的にトレンドメイクを楽しめた方も、アラフォー世代になると抵抗を感じやすいことが。大人の女性をキレイに見せてくれるトレンドを上手に取り入れたいところです。そこで今回は、アラフォー女性が取り入れるべきメイクトレンドと、避けるべきトレンドをご紹介します。
取り入れるべきメイクトレンド:血色アイシャドウ
いまメイクでもっとも取り入れたいものといえば、血色。マスクで顔が覆われている現代では、顔色や表情がわかりにくく、冷たい印象を与えがちです。
マスク生活で効果的なのが、目元に血色をのせること。ピンクやレッド系のアイシャドウで赤みを添えると、いきいきとした表情になるでしょう。
とくに、アラフォーは目元や肌のくすみが気になりやすい世代。アイシャドウで血色を足すことで、若見えにもつながりますよ。
おすすめは、ディオール「サンク クルール クチュール」429 トワル ドゥ ジュイ(税込8,360円)ソフトなピンクやレッド、ブラウンが、目元をやさしく上品に彩ります。
取り入れるべきメイクトレンド:ふんわりカラー眉
目元と同じくマスクから見える眉も、アピールポイントのひとつに。いつもの眉メイクの仕上げにアイシャドウで色をプラスするだけで、簡単にイメージを変えることができます。
カラー眉に使いやすいのが、ピンクやオレンジ、レッド、パープルなどのアイシャドウ。アイシャドウパレットの中にあるアクセントカラーを使ってみてください。まぶたでは主張が強い色でも、眉だとふんわりなじみます。
いつもの眉メイクをしたあとに、目元に塗ったアイシャドウを重ねるだけでOK。目元と同じ色を眉にも使うことで、メイクの統一感もアップします。筆者は先ほどの血色アイシャドウを使ったメイクに合わせてみました。
トワル ドゥ ジュイの左下・レッドを眉頭から眉中に、右下・赤みブラウンを眉尻に入れています。赤みが強まり、あたたかみのある表情に仕上がりました。
避けるべきメイクトレンド:ヌーディーなワントーンメイク
今季のトレンドにワントーンメイクがありますが、色選びには注意したいところ。ヌーディーなベージュは幅広く支持されるものの、アラフォー世代が目元、頬、口元のすべてをベージュ系で統一するのは難しいかもしれません。
ヌーディーカラーのみだと血色不足になりやすく、顔色が悪く見えたり、老けて見えたりすることが。また、淡い色ばかりのためメリハリがなく、のっぺりとした印象になりやすいです。
目元や口元をヌーディーにするなら、頬だけでも色をつけてみてください。ゴールドパールの効いたピンク系なら、メイク全体のイメージを守りながら、立体感のある表情を叶えてくれます。
セザンヌ「パールグロウチーク」P1 ゴールドピーチ(税込660円)は、プチプラと思えない上質な輝きを放つチーク。ふんだんに配合されたゴールドパールが、幸福感あふれる表情へと導きます。
避けるべきメイクトレンド:目立ちすぎるカラーアイライナー
カラーアイライナーを使った遊び心のあるメイクは、バランスを重視したいもの。ブラックやブラウンのアイライナーを引く感覚で目頭から目尻まで入れると、色が悪目立ちしやすいです。
大人の女性がカラーアイライナーを使うときは、さりげなく入れることを意識しましょう。目尻にのみ入れる程度なら、アクセントとして適度な存在感で楽しめます。
アイライナーを引くときのコツは、跳ね上げないこと。目の形に沿って描くと、自然に溶け込みやすいです。