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ぼる塾にインタビュー! 「自己肯定感高め」な日々の裏側を教えて

エンタメ

日常のふとした瞬間に感じる、「女性」であるがゆえのモヤモヤ。そんな私たちをとりまくYES!と言えないことについて徹底考察。今回は、ぼる塾の3人に自己肯定感を高めるコツを聞きました。

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「なんだか生きづらいのはなぜ?」
私たちをとりまく
YES!と言えないことについて考えてみた。

ぼる塾的 「自己肯定感高め」な日々

楽しいことを全力でやる。「私なんて」のかわりに「まぁねー」と笑顔で返す。ぼる塾が放つ多幸感の源は、お互いを認めて褒め合う関係性にありました。

私たちが変われたのは
お互いにないものを持っているから
「もともとはポジティブな性格じゃないんです」と口を揃える3人。その変化のきっかけは?
あんり やっぱり田辺さんですね。「まぁねー」を見た時にすごいと思ったし、一切自分を卑下しないのも見ていて気持ちがいい。
田辺 私は酒寄さんと出会ってから。9年ぐらい「田辺さんは面白い」って言い続けてくれるんです。褒められ続けるうちに根拠はないけど自信しかない状態になって。それでよかったと思います。
はるか 私も、田辺さんが「あんたは面白いよ、自信持った方がいいわよ」って言ってくれたおかげで、「私は面白い」って自分で言えるようになっていきました。
あんり はるちゃんが一番変わったかもしれないですね。コンビ時代はお互いに自信がなかったので解散しようと思っていたんです。でも4人になったら、かける言葉でこんなに変わるんだ!って。
はるか まぁねー(笑)。今は田辺さんと一緒に暮らしているので、仕事の後は褒め合います。
田辺 私のバイト先が、「相手のいいところはとにかく伝えろ」って教えだったんですよ。

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つらい思いをしている人がいたら、
私を見て気楽になってほしい
あんり ぼる塾は、お互いにないものを持っている4人なんです。おかげで私も声のかけ方はすごく変わりました。あと、田辺さんっていい意味で他人のことを気にしないですよね。
田辺 そうかもしれない。私ぐらいの年齢になると、息を吐くように「結婚は?」「子供いるの?」って挨拶をする人がいっぱいいるんですよね。それでつらい思いをしている人がいたら、私を見て気楽になってほしい。もしかしたら気楽になるには自信が必要かもしれないけど、それなら趣味を広げたりコミュニティを増やしたりする方が生きやすいのかなと思います。逃げ場をいっぱいつくってうまく生きてほしいというか。
あんり うまい逃げ道は必要かもしれないですね。私も性格的に「私なんて」と思うし、できないことばかり数えちゃうけど、逃げまくる田辺さんを見ていたら「ちょっとぐらい逃げたっていいや」と思うようになりましたから。
はるか 私も、しょっちゅう「私なんて」って思うから、そういう時は音楽を聞いて忘れたり、酒寄さんに相談したりします。
田辺 「私なんて」が襲ってくるのはだいたい寝る前だから、とにかくお風呂に入って寝る! ぐだぐだ起きてるから襲ってくんのよ。無理にでも目をつぶって寝た方が絶対いいんだから。

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Q.体型について悪気なく言ってくる友人に困っています。
絶対に自虐だけはしないでほしい!
「心が擦り切れちゃうから、自虐だけはしないでほしいですね。私だったら『この人は私とコミュニケーションを取りたいんだろうな。でも、これしか聞けないなんてかわいそう』って考えますね」(田辺さん)

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MAQUIA9月号
撮影/天日恵美子 ヘア&メイク/北原 果〈KiKi inc.〉 スタイリスト/糸瀬由佳理 取材・文/国分美由紀 構成/横山由佳(MAQUIA)

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