こんがりと焼けた表面に、たっぷりの蜂蜜ととろけるバター…。「ホットケーキ」は、想像するだけでもほっこりと幸せな気分になれますよね。シンプルだからこそ奥が深い、パティシエが作る「究極のホットケーキ」をご紹介します♪
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ひと手間で仕上がりがここまで変わる!
こんがりときれいな焼き色に、ふわりと漂うバターの香り。そしてたっぷりのシロップがかかった「ホットケーキ」は、いつだってわたしたちを笑顔にさせます。
簡単につくれそうに思えますが、焼き色にムラがでたり、あまり膨らまなかったりと、調理工程がシンプルだからこそ、実は奥が深いんです。
今回はパティシエの筆者が、王道の材料でおいしく仕上げる「究極のホットケーキ」のレシピをお届けします!
「究極のホットケーキ」の作り方
さっそく作っていきましょう♪
材料(直径8cm約8枚分)
・薄力粉……125g
・ベーキングパウダー……6g
・グラニュー糖……25g
・卵(M)……1個
・卵黄(M)……1個分
・牛乳……120cc
・無塩バター……50g
・サラダ油(焼き用)……適量
下準備
・薄力粉とベーキングパウダーを合わせて振るい、ボウルに入れておきます。
・牛乳、卵は冷蔵庫から出して常温に戻しておきます。
・バターを電子レンジにかけて溶かしておきます。
・生地ができたらすぐに焼けるように、フライパンやフライ返しなどを準備をしておきます。
作り方
ボウルに薄力粉とグラニュー糖を入れ、ホイッパーでざっと混ぜ合わせます。中央にくぼみを作り、全卵1個、卵黄1個分を入れて粉を崩すように混ぜます。粉っぽさが残る程度で大丈夫です。
牛乳の半量を入れて、ホイッパーでダマがなくなるまでしっかりと混ぜ合わせます。均一な固さになったら、残りの牛乳を入れましょう。
こちらの写真は、2回目の牛乳を入れたところ。生地にはダマがなく、なめらかな状態です。
溶かしたバターを入れてひと混ぜしたら、生地のできあがりです。
フライパンを温めてキッチンペーパーで薄く油を引いたら、水で濡らして絞ったふきんの上にのせて、「ジュッ」という音がしなくなるまで冷まします。
再び弱めの中火にかけて生地を流します。今回はサイズをそろえるため、リングを使いました。
全体にプツプツと気泡が出てきたら裏返すタイミングです。
生地ができあがってから時間が経つと、ベーキングパウダーが反応しなくなり、うまく膨らまないので、すぐに焼くよう注意してください。
きれいな焼き色がつき、ふっくらと仕上がりました♪ 生地自体がおいしいので、まずはシンプルにバターと蜂蜜で味わってみてください。バターや蜂蜜が生地に染み込みしっとりするので、温かいうちはもちろん、冷めてもおいしいんです。