その人本来の肌色にマッチする色を診断する時(=パーソナルカラー)、イエローベースやブルーベースと言いますが… 気がつけばくすみが進行し、黄ぐすみや茶ぐすみを通り越して、もはやグレーになっている美ST世代がちらほら!「確かに自分はグレベ=グレーベースかもしれない…」と思った、くすみが気になるあなた。老け見えまっしぐらのグレベ肌チェックを今すぐしてみましょう。
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加齢とともに様々な要因が重なるほど、グレーっぽくくすみます
肌がグレーっぽくくすむ原因はいろいろあります。例えば肥厚した角質や乾燥した水分不足の肌。肌表面が光を反射しにくくなり、くすんで見えます。細かなシワや毛穴も、その影の色がグレーに見せます。肌に滞留したメラニンもくすむ原因。そう、くすみとは、肌の浅いところの〝影や色素〟という、いわば肌のノイズを視覚的に拾っているのです。大人の肌は年齢を重ねた分、こうした肌ノイズを複合的に持っています。いろいろな色のセロファンを重ねるほど黒に近づくように、私たちもノイズが蓄積するほどグレーに見えるのです。
3つ以上当てはまったら要注意!!グレベ度セルフチェック
☑︎ 写真を撮ったら必ず明るく加工する
☑︎ チークを入れないと血色がなく顔色が悪すぎる
☑︎ 若い頃より肌色が暗くなった気がする
☑︎ 毛穴や小ジワが気になる
☑︎ パステルや鮮やかな色が似合わない
教えてくれたのは……銀座ケイスキンクリニック院長 慶田朋子先生
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2021年『美ST』10月号掲載
イラスト/きくちりえ(Softdesign LLP) 取材/吉田瑞穂 編集/長谷川千尋