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さんま、さつまいも、きのこ類…「秋の味覚」でおいしく実践したい食事ダイエット

美容

秋はおいしいものがたくさんありますが、使い方次第ではダイエットにも活用できます。ここではさんま、さつまいも、きのこの3つの食品を例に挙げ、栄養的な特徴からダイエットへの有効性を考えてみました。

夏は暑さや気温差で食欲がわかずに悩む人が多い一方で、秋は過ごしやすい日が続き「食欲の秋」ともいわれるほどです。おいしい食べ物の収穫時期ということもあり、ますます食欲が刺激されてしまいますよね。ここではそんなおいしいものが揃う秋に、旬の食材をとり入れながらダイエットを楽しむ方法を紹介します。

秋の味覚の代表格「さんま」をはじめ、青魚の健康成分に改めて注目!

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魚をもっと食べよう

さんまは成魚となる秋頃に日本近海に現れるため、秋が旬となっている魚です。近年ではさんまの不漁が見られ、出始めは高価格帯となっている現状もありますが、落ち着けば家庭でもとり入れやすい価格まで下がりますので是非秋を感じてみましょう。

さんまを含め、青魚には不飽和脂肪酸が多く含まれています。不飽和脂肪酸とは「DHA」や「EPA」と呼ばれるもので、健康成分として耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか。

この2つはそれぞれ異なる働きを持っています。EPAは血流の改善に役立つとされており、よく「血液をサラサラにしたい人」に適していると述べられることが多い成分。血行促進という意味では体を温める効果も期待できそうです。

また、魚油の摂取による体脂肪の消費促進効果に関する研究もされており、魚油は脂肪細胞を褐色化させて熱を産生し体脂肪の消費を促進するとの報告があります。

日本食は魚の摂取頻度が高いことが特徴で世界的にも注目されています。魚離れが進む傾向にあるようですが、もう一度魚の特性を見つめ直して上手にとり入れていきましょう。

食物繊維やビタミン類を含む「さつまいも」はおやつ代わりに

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自然な甘みを活かせるさつまいも

数年前に「さつまいもダイエット」が注目されていましたが、こちらは主食のごはんや麺をさつまいもに変えて食事を摂るという減量法でした。ダイエットは継続させなければあまり意味がありませんし、単品に偏ってしまうとかえって栄養バランスが崩れて悪影響を及ぼす可能性があるのでこの方法はあまりおすすめではありません。

私が提案したいのは、おやつ代わりや小腹が空いたときにさつまいもをとり入れる方法です。甘いものが食べたいとき、ケーキやクッキーなどカロリーの高いものに偏るのではなく、自然の甘みを楽しめる食品に代えれば健康的に甘みを楽しむことができます。

さつまいもは子どものおやつにもすすめられていますが、食物繊維やビタミン類を摂ることができ、不足しやすい栄養素の補給ができる点がうれしいポイントです。甘いものが食べたくなったときはさつまいもを使った手作りおやつなどもいいですね。

食物繊維が豊富に含まれる「きのこ」は低カロリー

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きのこは低カロリー食材

通年で出回っているきのこ類ですが、もともとは秋の食材です。カロリーがとても低いのでダイエット食材としても大活躍してくれるはずですよ。

きのこ類の栄養素をみると食物繊維が豊富に含まれていることがわかります。さらにエネルギー産生栄養素である糖質や脂質が少ないので低カロリーです。

この特徴を活かすと、ボリュームを持たせつつカロリーを抑えた満足度の高い料理を作ることが可能です。主菜としては相応しくありませんが、付け合わせや副菜、スープなどに使用すればカロリーを抑えながらお腹を満たすことができるでしょう。

また、食物繊維が多く含まれているので腸内環境を整えてお通じの状態を良くしたり、血糖値の上昇を緩やかにしたり脂質の吸収を抑えるといった作用も期待できます。

きのこ類には旨み成分も多く味に深みを加える効果もあるので、料理をさらにおいしくしてくれることでしょう。きのこごはんや鍋料理などいろいろな料理で楽しみましょう。

秋はおいしい食べ物がたくさん出てくる時期で誘惑も多いですが、使い方次第ではダイエットに活かすことも可能です。旬の食べ物はおいしさだけではなく栄養価も高くなっています。上手にとり入れて健康的なダイエットに取り組んでいきましょう。

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

※ダイエットは個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して体調不良を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮したうえで、正しい方法でおこなってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。

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