整理収納アドバイザーのfucco(ふっこ)です。頑張って物を減らしたものの「なんだか少しずつ増えているなぁ」そんなことはありませんか?私も物を手放している真っ最中は、まさにそうでした。そこで今回は、私自身が実践して「これはいい!」と実感している、物を増やさないためにやっていることを5つご紹介します。
1.基本の数を決めておく
季節ごとの服や靴、下着や靴下にタオルなど。日用品や消耗品は、必要な基本の数を決めてしまうと、ムダな買い足しが減っていきます。
私の場合、季節の服はボトムス×2、トップス×3。下着や靴下は、少し余裕を持たせて5枚。仕事のスタイルや洗濯回数を考えながら、数を決めていきました。
あくまでも基本の数なので、完璧でなくて大丈夫。ぜひ実験的に、楽しみながらご自身の基本の数を見つけてみてくださいね。
基本の数を知っておくと、ついポチッと買い物をしてしまいそうな時「あ!数は足りてるから買わなくて平気だな」とストッパーの役目を果たしてくれます。
2.今ある物で代用してみる
「これがあったら便利だな」と思う物は、たいていネットショップにあったりします。思わずポチッとしてしまうその前に、今ある物で代用してみると、意外としっくりくることも!
最近のわが家での代用品は、ゴミ箱代わりの無印良品やわらかポリエチレンケース。
重たい瓶ゴミや紙ゴミを一度に収納できる、洗えて軽いゴミ箱を探していたのでした。中身を整理して空っぽだったやわらかポリエチレンケースを試しに使ってみたら、想像以上にピッタリ!手持ちのファイルボックス用フタとキャスターも付けて、掃除がラクにできる仕様にアレンジしました。
そして代用品の見つけグセをつけておくと、物が増えなくなるだけでなく節約にもなるので、一石二鳥だなと思っています。
3.使い切れる自信がある物だけ買う
調味料や洗剤類は、最後まで使い切れる自信がある物だけを購入しています。
特に調味料はSNSで流行っていると、つい買って試したくなったりしませんか?
私も以前は「美味しそうだから」と買っていたことも。ですが結局、使い切れず賞味期限切れに…。そんな失敗を何度か繰り返すうちに「使い切れる自信がないなら買わない」という結論になりました。同時に「お得だから」と大きなサイズを買わないようにもなりました。
二人暮らしなので、特大サイズを買ったところで、使い切るまでかなりの時間がかかるのです。
使い切れる物を小さなサイズで、鮮度のあるうちに使い切る。ささやかな工夫ですが、これだけでもキッチン周りや冷蔵庫の中がスッキリします。
4.1outしてから1inする
よく耳にする1in 1outですと、手放すタイミングを見失うことが多々ありました。買った(届いた)喜びや興奮で、つい手放すことが後回しになってしまうのです。
気づけば、なんとなく物が増えていることも…。というわけで、買うと決めた時やネットで購入ボタンを押したその日のうちに、先に1つ手放すことにしました。
例えば服の場合「手持ちの1枚がもう着られないな」となります。次に「欲しかったあの服を買おう!」と決めます。
このタイミング、もしくはそのままネットで購入した流れで、着られない手持ちの服を処分していきます。メルカリに出品するのも良いですし、状態が悪ければ、切ってウエスに変身という選択肢も!
手放すことを後回しにすると「やっぱりとっておこうかな」と気持ちにブレが生まれてしまうので、新しい物が届く前に1つ手放してみるのがおすすめです。
5.収納予定場所を先に決める
物の収納場所は、いつ決めていますか?物を手にした後「しまった!入らない。ちょっとその辺に置いておこう」なんてことはないでしょうか?家の中の収納には限りがありますよね。
「せっかく買ったのに入らない」となる前に、ぜひ購入したい物を収める場所を先に決めてみてください。もし「入りきらない」「別に収納用品が必要」な場合は、収納場所を整えるチャンス!一度全部出して、本当に必要な物が収まっているのかチェックしてみましょう。