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ダイエット中にも食べてもOK?栄養士おすすめ!太りにくい炭水化物について

美容

炭水化物=太りやすいというイメージがありますが、ダイエット中にも罪悪感なくヘルシーに食べられる炭水化物食品を知っておくと、無理なく炭水化物をヘルシーに摂取しながらダイエットに取り組めますよね。
栄養士の筆者がおすすめの炭水化物食品をご紹介します。

炭水化物=太る、って本当?

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炭水化物=太る、というイメージがあるかと思います。

炭水化物を必要以上に摂りすぎると、インスリンが過剰に分泌されるため、体に脂肪がつきやすくなります。そのため、ご飯やパン、イモ類、菓子類などの炭水化物が多いものを食べすぎるのは太る原因になるといえます。

しかし、炭水化物をまったく摂らないダイエット法は、おすすめできません。理由は、脳はブドウ糖しかエネルギー源にできないため、集中力が低下したり、体に悪影響を及ぼすからです。

炭水化物を含む食材の中でも、食物繊維が多いものは、食後に血糖値が急に上がるのを抑える働きがあるので太りにくく、おすすすめです。

今回は、そんな“太りにくい炭水化物食品”について、ご紹介します。

ダイエット中に◎おすすめの炭水化物食品

かぼちゃ

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かぼちゃには、ビタミンEやβカロテン、食物繊維など美容効果が高い栄養素が多く含まれています。特に、ビタミンEは野菜の中ではトップクラスに多く含まれており、血管を広げて血流を良くする働きがあるため、代謝アップに効果的です。

とはいえ、かぼちゃには炭水化物も含まれるため、

・「活動量が多い日中(ランチタイムなど)に食べる」
・「食事の後半にかぼちゃを食べる(かぼちゃから食べ始めない)」

など、食べ方にも工夫をしてみてください。

空腹の状態で炭水化物が多いものから食べ始めると、血糖値を上昇させてしまうため、他の野菜料理や汁物などから食べ始めるのがおすすめです。

さつまいも

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さつまいもには、水溶性食物繊維・不溶性食物繊維ともに多く含まれています。特に多いのは不溶性食物繊維で、腸内で水分を吸って膨れることで便通を良くする働きがあります。

また、食物繊維が多いと消化吸収に時間がかかるため、満腹感を得やすいといわれていることからも、ダイエットに効果的な食材です。

かぼちゃと同じく、さつまいもにも炭水化物は含まれているので、食べ方の工夫が必要です。しかし、食物繊維や、むくみ予防に効果的なカリウム、美肌づくりに欠かせないビタミンCも非常に多く含まれるため、食べるメリットのほうが大きいといえます。

大麦

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大麦は、βグルカンという水溶性食物繊維が非常に豊富な食材です。穀物の中では糖質が少なめなので、ダイエットに向いている食材です。

大麦βグルカンを摂取すると、食後の糖質の吸収率が約半分に抑えられることが分かっています。さらに、朝食に大麦を摂取した場合、昼食や夕食においても糖質の吸収を抑えることも報告されています。

すなわち、朝に大麦を食べると1日を通して血糖値のコントロールができるので、ダイエットや体型維持に効果的ということが分かりますね。

手軽に大麦を摂取するには、白米に混ぜる方法がおすすめです。白米を炊飯器にセットし、通常の水加減で水を加え、お好みの量の大麦を加えてください。大麦の量(g)×2倍の水(ml)を加え、通常炊飯すれば完成です。

全粒粉パスタ&パン

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“全粒粉”とは小麦粉の一種。小麦粉が、小麦の“胚乳”という部分だけ使われているのに対し、全粒粉は小麦の表皮や胚芽、胚乳などすべてを挽いて粉にしたものをいいます。そのため、食物繊維や鉄分、ビタミンB1などの栄養素が多く含まれているため、小麦粉を摂取するよりも栄養価が高いのが特徴です。

最近では、全粒粉を使ったパンやパスタが大型スーパーや専門店などで手軽に入手できるようになっているので、利用してみてください。

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