薬味(にんにく&ネギ)
にんにくに含まれるアリシンは、熱を加えるとスコルジニンという成分に変化します。スコルジニンは、血行を良くする働きがあることが分かっています。
また、ネギに含まれる硫化アリルにも、血行を良くする働きがあるため、にんにくやネギなどの薬味を食事に取り入れることは、温活につながります。
汁物や納豆、炒めものなどの料理にも、にんにくやネギをプラスすると良いですね。にんにくもネギも、下味としても使えるだけでなく、後乗せしても使えるという点で、幅広く料理に取り入れることができるのでおすすめです。
発酵食品
発酵食品には、体の代謝や血行を良くする酵素が多く含まれているため、体を温めるのに効果的です。「味噌」や「チーズ」、「納豆」、「酒粕」などを利用してみましょう。
酒粕には、コレステロールや中性脂肪を下げる働きがあることが分かっているため、健康にも良いですね。味噌や酒粕を使って根菜類たっぷりの汁物を作ると、温活に効果的ですよ。味噌にも酒粕にも抗酸化作用があるため、美肌づくりにも役立ちます。
納豆やチーズは、手軽に取り入れやすい食材なので、朝食や間食におすすめです。
まとめ
秋や冬は、外気温が下がるため体も冷えやすい季節ですよね。夏でも、クーラーや冷たい飲み物で体が冷えることが多いかと思います。1年を通して、体の内側から「温活」することで、体の不調を減らして快適に過ごすことができるかもしれません。
ぜひ、毎日の食事に「温活」を意識してみてくださいね。