最近のスマートフォンは、電車に乗ったり、支払いができたりするだけでなく、ポイントまで貯められて便利です。スマホ1台あれば1週間程度は生活できるのではないでしょうか。
最近のスマートフォンは、電車に乗ったり、支払いができたりするだけでなく、ポイントまで貯められて便利です。スマホ1台あれば1週間程度は生活できるのではないでしょうか。
スマホでポイントを貯めるには、各企業のアプリにログインしてバーコードを表示し、レジで提示する必要があります。こうすることでとポイントを使ったり貯めたりすることができるのです。
ポイントカードおまとめサービスって何?
ポイントカードをアプリで管理すると、これまで財布に入れていたポイントカードが必要なくなり、さらにカードを忘れたということもなくなります。
しかし最近では多くの企業でポイントカードのアプリ化がすすんでいるため、今度はアプリを探すのが大変に。
「ポイントカード」というフォルダを作っても、iPhoneの場合はデフォルトで9個までしかアイコンが表示されず、10個以上ある場合は覚えておくか、もう1つ「ポイントカード2」や「ポイント(コンビニ)」など分けて管理しなければなりません。
そんなときに便利なのが、ポイントカードのおまとめサービスです。さまざまなアプリのバーコードやスタンプなどを管理するためのアプリで、大きく2つのタイプがあります。
1つめは、ポイントカード発行企業と提携したタイプ。こちらはそれぞれの企業のアカウントでログインして登録するため、安心して利用できます。
2つめが、勝手にバーコードをスキャンして登録するタイプ。アプリ化されていないような企業のポイントカードもアプリ化できるメリットがありますが、最近では店舗から利用を拒否されることもありますので注意してください。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。
LINEウォレットでもマイカード機能が開始
当コラムでも一度、ポイントカードのおまとめサービスとしてスマホサイフやショプリエを紹介したことがあります。
スマホサイフの場合はTカード、マツモトキヨシ、Gap、モスバーガーなどのポイントカードをまとめられます。
さらに、一風堂のスタンプカードにも対応。スマホにスタンプ(インクはありません)を押すと、スマホ内のカードにスタンプが押されるという面白い機能です。
ショプリエでは、Pontaカードやhontoカード、PLAZA PASS、SHIPS Member's Clubなどのポイントカードをまとめられます。こちらもスマホサイフと同じように、それぞれの企業アカウントでログインしなければ登録・利用することはできません。
ショプリエでは、Pontaカードやhontoカード、PLAZA PASS、SHIPS Member's Clubなどのポイントカードをまとめられます。こちらもスマホサイフと同じように、それぞれの企業アカウントでログインしなければ登録・利用することはできません。
このポイントカードおまとめサービスが、2018年10月31日、LINEでも提供開始されました。「マイカード」という名称です。
使い方は、まずLINEアプリを起動し、右下の「LINEウォレット」をタップ。真ん中当たりに「マイカード」があるため、そちらをタップ。PontaやTカードなどのロゴがあるため、そちらをタップすると、ログイン画面が表示され、それぞれのID・パスワードでログインするとポイントカードが登録されます。
LINEウォレットのマイカードでは、PontaカードとTカードを両方管理できるのもメリットです。その他、無印良品やワールドなどのポイントカードを登録可能です。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。
ローソンでのコード決済が便利に
LINEのマイカード機能の最大のメリットは、ローソンで支払うときにLINE Payコード決済がしやすくなること。
マイカードにPontaカードを登録し、レジに並んでいるときにPontaのバーコードを表示しておきます。スキャンしてもらったら、画面にある「LINE Payコード支払い」ボタンをタップし、コード決済用のバーコードを表示します。
これで、Pontaカード提示で1%、2019年7月末までは3%のLINEポイント+前月の実績に応じて0.5~2%のLINEポイントを貯めることができるため、最大6%のポイントを獲得可能です。
菊地崇仁
ポイント交換案内サイト「ポイント探検倶楽部」を運営する株式会社ポイ探の代表取締役。さまざまなポイントやカード情報に精通し、テレビや雑誌等で活躍中。著書に『新かんたんポイント&カード生活』(自由国民社)等がある。