脂肪の分解・燃焼に役立つ漢方薬も
漢方薬のなかには、脂肪細胞を活性化し、おなかの脂肪を分解・燃焼する。体内に取り込まれた脂質の吸収を抑制する。便通促進作用により脂質を便と一緒に押し出す。などの効果が発見されているものもあります。
漢方薬は、自然由来の医薬品として、脂肪代謝や血流・むくみの改善などに効果が認められています。
漢方薬のちからで、体内バランスを整え「よい体質」を取り戻すことは、太りにくいからだ作りのためにとても効果的です。食事制限が難しい方でも手軽に始められるので、セルフケアを行う時間がない方にもピッタリです。
ダイエットをしたい方におすすめの漢方薬2種
・防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)
からだの余分な熱を取り除き、血流や水分代謝を促す働きがあります。便や汗などで不要物を体外へ排出し、からだを軽くします。また、脂質代謝を促すので、ため込んでいる脂肪を減らすのに役立ちます。
・大柴胡湯(だいさいことう)
気のめぐりをよくし、食欲などの気持ちを整えてくれるので、イライラを抑えたり脇腹が張る便秘を解消したりするのに役立ちます。
漢方薬を選ぶときのポイントとは?
漢方薬を使うときの重要なポイントは、自分の状態や体質にうまく合った生薬を選んでいるかどうか、という点です。合っていないと効果を感じられないだけでなく、場合によっては副作用が起こることもあります。
どの漢方薬が自分に合っているのかを見極めるのはなかなか難しいですが、最近では「あんしん漢方」のようなオンライン相談サービスも登場してきました。AI(人工知能)を活用し、漢方のプロが自分に適した漢方を見極めて自宅に郵送してくれる「オンライン個別相談」が可能です。
時間栄養学を取り入れて、健康的にダイエット
ダイエット中は食べるものばかりに目が向きがちですが、食べる時間も意識することがとても大切です。朝食をきちんと食べて体内時計をリセットすれば、気持ちよく1日をスタートすることができますよ。
根本的な体質改善を目指したい方は、漢方薬の助けを借りるのもよいでしょう。信頼できる専門家に、一度相談してみてはいかがでしょうか。
※参考文献『食べる時間でこんなに変わる 時間栄養学入門 体内時計が左右する肥満、老化、生活習慣病』柴田重信著,講談社(ブルーバックス)
あんしん漢方
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