ヒント3:お気に入りを集めること
お気に入りの道具を集めるのも大事です。
たとえば、お気に入りのペンを買っただけで勉強が楽しくなった経験はありませんか? いわゆる「形から入る」ことですが、実はとても大事なことだと思っています。
好きなものを使ったほうが、自然と楽しくなります。
洗面所に置いておく掃除道具をお気に入りのものにしたら、それだけでも前向きな気持ちになれました。洗濯のついでにさっと掃除をする習慣もついたのです。
「嫌いの欠片」を取り除き、「好きの欠片」を集めていこう
家事は、工夫を重ねればきっと好きになれます。
その第一歩は、「嫌いなこと」と「好きなこと」を見つけること。
今はマイナスに思える作業でも、その不快なポイントを消し、自分がやりたいことを組み込み、少しずつ淡々と向き合っていけば、不思議と楽しくなりますよ。
私たちの家事時間は、生活する限り、ずっと続いていきます。その途方もなく長い時間を不機嫌に過ごすよりも、楽しいほうがいいな。私はそんなふうに考えています。
「やらされている家事」ではなく、1%でも前向きな家事と捉えられるようになれば、きっと楽しくなる。そう信じて、日々、家事と向き合っています。
すべてを一気にやるのではなく、一つずつ。まず、洗濯をほんの少しでも好きになる練習からはじめてみませんか?