「多くのモノに囲まれて暮らすこと」それは本当に幸せな暮らしなのでしょうか。近年では、モノをできるだけ減らした「シンプル」なライフスタイルを求める人が増えてきました。今回は「モノを持ちすぎない暮らし」にフォーカスして、その魅力とすっきり暮らすアイデアをご紹介します。
2:<キッチン>1つの役割につき1アイテムに
小さなキッチンこそ、1つの役割につき1つのアイテムを残すとすっきりとした印象を与えます。また、それだけでなくモノを探す手間も省けるので料理もはかどり一石二鳥。
こちらの部屋のように、ワークトップの上に何も置かれていないキッチンは、調理がしやすく掃除もしやすいというメリットが。調理器具は引出しやシンク・コンロ下収納に、水切りカゴは別に用意したワゴン上に置くなど、工夫してみてはいかがでしょうか。
キッチン収納に収まるモノの量に調整することも、モノを持ちすぎないポイント。備え付けの隠す収納にすべて収まるくらいを目安に、キッチンツールを調整してみては。見せる収納はあくまでも、ディスプレイするつもりで少なめにするとシンプルな空間づくりが叶います。
3:<玄関>「住まいの顔」を意識してすっきりと
玄関は、住まいの顔として洗練されたスペースにしたいもの。アートや植物などを厳選して置き、生活雑貨はできるだけ置かないようにするとディスプレイが美しくまとまります。
飾る雑貨は、好みのテイストで揃えるとセンスのよいディスプレイに。「物置き」にならないよう、「飾るスペース」だという意識を忘れたくないですね。玄関にどうしても置かなければならない生活雑貨は、インテリアを邪魔しないシンプルな蓋つきの箱などに入れて収納するのがおすすめです。
4:<洗面所>必要最低限のモノだけを置く
清潔を保つためにも、洗面台まわりはモノを厳選しましょう。汚れがつきやすい水回りは、気づいたときにさっと掃除ができる環境づくりをしておきたい場所です。
窓際のオープン棚は、美しく見せることを重視したい場所。隠す収納に生活感の出やすい日用品ストックなどを収納すれば、すっきりとした空間を実感できるでしょう。また、色数をしぼるだけで生活感は軽減できます。清潔感を演出する白に統一すれば、明るさや広さも演出できますよ。
5:<クローゼット>収納スペースに合わせてモノの量を調整
貴重な収納スペースであるクローゼットは、その大きさに合わせて洋服の量を調整するのがモノを持ちすぎない秘訣です。