「まんまとハマってしまった」「夢を見ることもなく爆睡」「寒くなった今使うとまじでやばい」...
SNS上でそんな声が続出している快適グッズがあります。小林製薬の「ナイトミン 耳ほぐタイム」です。普段寝つくまでに時間がかかる記者も気になり、11月下旬に東京都内のドラッグストアで入手し、試してみました。
付けた瞬間、耳の中がじんわり温かくなった
「ナイトミン 耳ほぐタイム」は、一言でまとめると安眠に導いてくれる「温かい耳栓」です。
公式サイトには、「耳せんの防音効果で、周囲の雑音による入眠の妨げを防ぎます」「発熱体が耳をとろ~っと温め、寝る前にやすらぎを与えます」とあります。記者は都内ドラッグストアで767円で購入しました。
開けてみると、本体1セット(両耳合わせて2個)、発熱体5セット(10個)、イヤーピース 2サイズ(S、M)が入っていました。実際に使っていきます。
まず、自分の耳に合う方のイヤーピースを本体に取り付けます。記者はSサイズ(オレンジ)が合いました。
取り付けたら、アルミ袋から発熱体を取り出します。
発熱体を手に取ってみると、すでにじんわり温かい! カイロのように、手のひらがぽかぽかしました。
耳せん本体の差込口に発熱体を入れ、しっかりはまるように押し込みます。このとき、脱落防止のツメ部分に発熱体がはめ込まれているかチェックしましょう。
本体のカット部位が後ろに来るように手に持ち、耳にセットすれば装着完了。発熱体が耳のくぼみに密着してあたたかさが感じられ、しっかり遮音できていればOKです。
付けた瞬間、耳の中にじんわり温かさが伝わってきました。次第に両耳がぽかぽかしてきて、味わったことのない、とっても不思議な感覚です。
お風呂から出て、深夜1時半ごろに耳に装着。すると、心地よい温かさが耳から頭部全体にいきわたり、あっという間にからだが「寝るモード」に。それまで冴えていた脳が、ぽわんとしてくるイメージです。
小林製薬公式サイト上の製品特徴欄には、「仕事のプレッシャーを感じていたり、心配性で色々考え事をしてしまう方、寝付く際に周囲の音が気になってしまうような方におすすめです」と書かれています。
記者は普段寝つきが悪く、ベッドに入って気づけば数時間......なんてこともあるのですが、この日は、たしかにリラックスして睡眠に集中できる気がしました。あたたかさは20分ほどでなくなりましたが、その間に意識が落ちそうになりました。
ただし、耳が塞がれているのでそのまま寝てしまうと、起床する際にアラームの音が聞こえない可能性もありそうです。入眠前に外すか、寝坊しても大丈夫な前日の夜に使うと良いかもしれませんね。
気になる人は、使用上の注意をよく読んで試してみて。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。