「冬」というと太りやすい時期と思っていませんか?実は、冬こそ痩せやすい時期と言えます!
それではなぜ冬は痩せやすい時期と言えるのか、その理由と合わせて、寒さを味方につけてダイエットに導く方法についてお伝えしたいと思います。
実は冬こそ痩せられるチャンス!その理由は…
では早速、冬こそ痩せられるチャンスと言える理由からお伝えしていきましょう。
その理由は、寒くなると基礎代謝をアップさせることができるからです。
「基礎代謝」とは生命活動維持のために使われるエネルギーのことで、一日の総消費エネルギー量の約70%を占めています。そのため基礎代謝が上がれば、エネルギー消費量も上げることができるので、痩せやすいカラダになると言えます。
では、なぜ寒くなると基礎代謝を上げることができるのでしょうか。
人間は体温を一定に保とうとする恒温動物ですので、カラダが冷えて体温が低下してしまうと、体温を上げるために熱を作り出そうとします。熱を作り出す際にエネルギーが消費されるので、その結果基礎代謝がアップするのです。
なぜ冬になると太ってしまうのか?
冬は基礎代謝が上がって痩せやすい時期のはずなのに、「冬太り」してしまう人も多く見られます。冬になると太ってしまう理由として、次の2つが考えられます。
理由1:「運動不足」になりやすい
寒くなるとどうしても暖かい場所から動きたくなくなり、運動量が減ってしまいがちです。そのため運動不足になりやすく、エネルギー消費量も少なくなってしまいます。
理由2:「カロリーオーバー」になりやすい
活動量が減ってしまうにもかかわらず、冬は飲食をする機会が多くなります。すると摂取カロリーが消費カロリーを上回ってしまい、余ったエネルギーが「中性脂肪」として脂肪細胞に蓄えられてしまうことになります。
「寒さ」を味方につけて痩せる3つの方法
「運動不足」と「カロリーオーバー」という2つの理由から、冬になると太ってしまう人が多くなりますが、寒さをうまく味方につければ痩せることができます!
それではここで、寒さを味方につけて痩せる具体的な方法を3つお伝えしていきましょう。
この3つのうち2つは、日常生活の中ですぐに実践できることですので、早速取り入れてみてください!
(1)「カラダを温める食べ物」を積極的に摂るようにする
冬はカラダを温めるために、「温かい食べ物」を摂る機会が多くなりますが、こういった食べ物はカラダを温めるだけでなく、内臓機能を活性化させることができるので、基礎代謝を上げることができます。
また、湯気が立つような「温かい食べ物」はもちろんのこと、「カラダを温める食材」も積極的に摂るようにしましょう。
カラダを温める食材として、玉ねぎや人参、カボチャ、ショウガなどといった根菜類が挙げられます。こうした食材も、カラダを温めるのはもちろんのこと、内臓機能を高めることで基礎代謝アップにつなげることができます。
根菜類がカラダを温める食材と言える理由は、水分が少なく、血行促進作用があるビタミンEとタンパク質の働きを助けるミネラルが豊富に含まれているからです。
「けんちん汁」や「豚汁」などといった汁物は、根菜類をたっぷり摂ることができる上、カラダが温まるのでお勧めです。
(2)「湯船」でカラダを温める
寒いと、冷えたカラダをお風呂で温めたくなりますよね。湯船に浸かってカラダを温めることも、基礎代謝を上げてダイエット効果につなげることができます。体温が1℃上昇すると、基礎代謝量は13%アップすると言われているからです。
但し、熱いお湯に浸かっても表面しか温めることができないので、実際には体温上昇までには至りません!
体温を上げるには、カラダの芯まで温める必要があります。そこでカラダの芯まで温めて基礎代謝アップにつなげるには、38~40℃程度のぬるめのお湯に10分以上浸かるようにします。