“大人を自由にする住まい”がコンセプトのリノベーション会社「ゼロリノベ」が、お洒落なリノベーション事例や、ある人のお部屋を通して心地よい暮らし方のヒントをお届けします。
気の置けない友人や、大切な家族とのパーティーに欠かせないのが、使い勝手のよいお洒落なキッチン。
今回は、ゼロリノベの事例から、料理好きの人のためのキッチンリノベーションを5つご紹介します。リノベーションのポイントや収納術、テーブルコーディネートまで。理想のキッチンを叶えるためのアイデアが満載です!
[Case1]料理好きのための造作キッチン
料理が好きな夫婦のために、ワイドな二の字キッチンを造作したリノベーション事例。キッチンは、既製のシステムキッチンを入れるだけではなく、オリジナルで造作することもできます。
木目のナチュラルな質感を活かして、リビングダイニングと統一感のあるおしゃれなキッチンになりました。
2人で使えるゆったりした広さがポイント。ステンレス製の天板は、耐久性や耐熱性に優れているほか、人工大理石などに比べて比較的リーズナブルというメリットも。
シンク下や天板下のスペースを有効活用するため、キッチンはワゴンがピッタリ入る高さに設計しています。器の数やサイズに合わせて、棚も造作しました。
よく使うツールは、吊るす収納で取り出しやすく。天板が大きいから、器をたくさん並べて盛り付けたいときもパッと手早く作業できます。
キッチンの目の前にダイニングテーブルを置いて、配膳や片付けがしやすい動線設計に。作業しながら会話ができるのも、二の字キッチンのいいところです。
[Case2]ホームパーティー仕様のキッチン
こちらは、海外でシェアハウス生活を経験した施主さまの、「大人数でホームパーティーがしたい」という希望を叶えるリノベーション事例。広々としたL字型のキッチンと、大きな作業台が印象的です。
来客時にサッとコーヒーが出せるよう、コーヒーメーカーやカップは同じエリアにまとめて収納しています。
新しく造作したオリジナルのキッチンテーブルは、たくさんの料理を準備するのに便利。道幅が広いため、立食スペースにすることもできます。
よく使う道具は壁に飾り、作業台の下には大きな深鍋や電化製品をまとめて収納。スッキリ使いやすくなっています。
キッチンだけではなく、ダイニングももちろんパーティー仕様。長いベンチソファとテーブルを用意して、レストランのテーブル席のように設計しました。
ベンチソファは大人数が座れるだけでなく、椅子を後ろに引くスペースが要らず、空間を広く使えるというメリットがあります。
[Case3]アクセス自在で動線抜群のキッチン
理想のキッチンをリノベーションで叶えたご夫婦の事例をご紹介します。
アーチ型の開口部。写真奥側に位置するのは、広々としたパントリーです。食材のストック収納はもちろん、大きなキッチン家電の収納にも便利。消耗品や食材は、カゴに入れて目隠しすれば生活感が出にくくなります。
2人の理想は、一緒に作業してもぶつからない広さと、動線のよさ、大容量のパントリーに、とことんこだわったキッチン。
元々のキッチンの広さから倍ほどスペースをとって、全ての理想を叶えるキッチンになりました。
動線がよく効率的に料理できるキッチンの魅力は、お子さんが生まれて一層強く感じているそう。作業台が広いため、将来は家族で調理の時間を楽しむことができそうですね。
リビングの一角に作ったライブラリーとボックスソファも、2人のお気に入り。家事の合間にほっと一息つける癒しのスペースになっています。
視線の抜け方にもこだわりがあります。ダイニング、リビングのライブラリー、その先のデスクと、視線が抜けて、家族の気配が感じられるキッチンに。
キッチンを中心にゆるくつながった空間は、スムーズな暮らしはもちろん、家族の会話が自然と生まれそうですね。