2019年も、銀座や渋谷といった都心部や東京近郊に、新たなランドマークとなる大型商業施設や魅惑的なテーマパークが開業を控えています。物語世界を満喫できる「ムーミンバレーパーク」、クルーズ客船が寄港する埠頭の施設など、2019年オープン予定の新スポットを一挙にご紹介します。
無印良品プロデュースのホテルが日本初出店/MUJI HOTEL GINZA
(C)竹中工務店
日本初出店が注目されているのは、2019年4月4日にオープン予定の宿泊施設「MUJI HOTEL GINZA」。中国で展開する2施設に続く3施設目で、日本初出店となります。
場所は、ブランドショップが集まる銀座・並木通り沿い。地下3階、地上10階建ての複合ビル内です。6階にフロント、7~10階に全79室の客室を用意。地下1階にはレストラン「MUJI Diner」、1~5階と6階の一部には「無印良品 銀座」が入ります。
コンセプトは“アンチゴージャス、アンチチープ”。体と心を整える空間と、宿泊客と土地をつなげるサービスを提供し、店舗と連携することで「無印良品」の思想を体感できるホテルを目指します。2019月3月中旬に宿泊予約開始予定。
住所:東京都中央区銀座3丁目103番3、4、6、14、15、21、40(地番)
最寄駅:銀座/銀座一丁目/有楽町
クルーズ客船が寄港!みなとみらいの新名所/YOKOHAMA HAMMERHEAD PROJECT
馬車道駅から徒歩10分の新港ふ頭では、“ヨコハマ ウミエキ”を開発コンセプトに、大型クルーズ客船のターミナルを中心とした新施設の建設が進んでいます。
新港ふ頭客船ターミナル(株)と(株)T・Yホールディングスが推進する同事業の名称は「YOKOHAMA HAMMERHEAD PROJECT」。敷地内に、1914年に設置された横浜港第1号のハンマーヘッドクレーンが歴史遺構として残っていることから命名されました。
地上5階建てのビルに、税関・出入国管理・検疫を行うCIQ施設、食をテーマとする体験・体感型商業施設、約200室の客室を備えたホテルを整備。2019年秋、クルーズ船客や観光客で賑わう新たなスポットが誕生します。
YOKOHAMA HAMMERHEAD PROJECT
住所:横浜市中区新港2-14-1
最寄駅:馬車道/みなとみらい
大人気施設が生まれ変わって町田に登場/スヌーピーミュージアム
2018年秋に予定通りの会期を終え、惜しまれながら閉館した六本木の「スムーピーミュージアム」。同施設が南町田駅前に開業予定の「南町田グランベリーパーク」内に場所を移し、2019年秋にリニューアルオープンします。
「チャールズ M. シュルツ美術館」の唯一のサテライトミュージアムとして、世界中の新聞に掲載されたコミック「ピーナッツ」やスヌーピーの魅力を、貴重な原画や資料で紹介。ここでしか入手できないオリジナルグッズを販売します。
スペースは閉館した六本木の約2倍と広く、公園に面した緑あふれる環境を活かしたアウトドア・プログラムなども提供する予定。
スヌーピーミュージアム
住所:東京都町田市鶴間三丁目3-1、4-1 他グランベリーパーク内
最寄駅:南町田 ※2019年度中に「南町田グランベリーパーク」に改称して急行停車駅になる予定
感度が成熟した都会派の大人たちがターゲット/東急プラザ渋谷
2019年秋に竣工予定の複合ビル「SHIBUYA FUKURAS(渋谷フクラス)」の2~8階、17・18階には、「東急プラザ渋谷」が開業予定です。
感度が成熟した都会派の大人たちをターゲットに、新しいライフスタイル“MELLOW LIFE”を提案。年齢を重ねることをポジティブに捉える美容アイテムやファッション、素材や産地にこだわった食、健康やライフプランなどのサービスを展開します。
渋谷駅西口の玄関となるビルの1階には、空港リムジンバスも乗り入れ予定のバスターミナル、手荷物預かりや観光案内などの機能を備えた観光支援施設が設置される予定。
住所:東京都渋谷区道玄坂1-38(地番)
最寄駅:渋谷
原作を再現した世界観が魅力/ムーミンバレーパーク
2019年3月16日に埼玉県飯能市にオープンするのは、ムーミンのテーマパーク「ムーミンバレーパーク」。ムーミン屋敷はもちろん、ムーミンの物語を追体験できる複数のアトラクション、物語に登場する灯台や天文台、水浴び小屋、ツリーハウスなどが設けられ、原作の物語世界を存分に楽しめます。ギフトショップでは、オリジナル商品を展開予定。
同施設はムーミンランド「Metsa(メッツァ)」の一部で、北欧のライフスタイルを体験できる「メッツァビレッジ」がひと足先にオープンしています。
住所:埼玉県飯能市宮沢327-6 メッツァ
最寄駅:飯能