シュッと吹きかけて、食器や調理器具などの汚れを落とす「泡スプレータイプの食器用洗剤」。面倒な洗い物をラクにするために使ってみたいけれど、どれを選んだらよいのかわからない方も多いのでは? そこで今回は、3つの商品の「泡の質と噴射力・洗浄力・香り」について比較し、それぞれの特長からおすすめポイントをまとめてみました。商品選びの参考にしてみてくださいね。
「JOY」VS「キュキュット」VS「CHARMY Magica」違いはある?
今回比較する「泡スプレータイプの食器用洗剤」は、こちらの3つの商品です。
いずれも、ドラックストアやスーパーなどの身近な場所で、同程度の価格で購入できる商品をピックアップしました。
※価格は編集部調べ。
比較するポイントは、1「泡の質と噴射力」、2「洗浄力」、3「香り」の3つです。
それでは、各ポイントについての比較結果をご紹介します。
比較ポイント1:泡の質と噴射力
シンクに、それぞれの泡スプレーを吹きかけた比較写真がこちらです。
<JOY>
<キュキュット>
<Magica>
スプレー時の音でいうと、JOYが「シューッ」、キュキュットが「長く強めにジューッ」、Magicaが「軽めにシャッ」といったイメージ。噴射力は、キュキュット、JOY、Magicaの順に強いです。
同じ泡スプレーでも、泡の質や噴射力に大きな違いがあることがわかりました。
比較ポイント2:洗浄力
続いて、洗浄力の比較実験!
広範囲の油汚れ「ミートソースの皿」と、洗いにくいものの代表「お弁当箱のフタ」の2つを試してみました。
ミートソースをのせて1時間経過後の皿に、中央に2回スプレー(JOYとMagicaは広がる泡のノズルを使用)して1分放置。スポンジでこすらず、水ですすぎました。
比較写真はこちらです。
全体的に広がった頑固な汚れでしたが、3つともスプレーをした箇所を中心に汚れを落とすことができました。油のヌルつきも残らず優秀!
JOYとMagicaの泡はどちらも広がりやすく、広範囲の汚れ向き。とくに、Magicaはスルッと油汚れが落とせたように感じました。
キュキュットの泡は、汚れ落ちには満足するものの、ピンポイントにあたることで2回のスプレーでは足りなかった印象。広い範囲の汚れを落とすには1回の使用量を増やす必要がありそうです。
続いて、お弁当箱のフタにスプレー(JOYとMagicaは細い泡のノズルを使用)してみました。
一番使いやすいと感じたのは、キュキュット。溝にシュッとあてやすいうえに威力ナンバーワンなので、スプレーをしているそばから汚れにアタックできているような気がします。
そのほかに洗いにくいものとして挙げられる水筒の場合、底部分の汚れが気になるときにはキュキュットを、全体に吹きかけて洗いたいときにはJOYとMagicaを選ぶとよいと思います。
比較ポイント3:香り
食器用洗剤選びの中で、「香り」も重要なポイント。
洗い物タイムも好きな香りでリラックスしたい派と、食器などに香りが残るのが苦手な無香料派にわかれるのではないでしょうか。
最後に、3つの商品の香りのラインナップと、実際に使ってみた香りの印象を比較します。
ラインナップは、下記のとおりです。
<JOY>
<キュキュット>
<Magica>
無香性があるのは、キュキュットのみです。
JOYの微香タイプは、さわやかな香りをほのかに感じる程度なので、香りつきが苦手な方でも使いやすそう。
Magicaの香りは1種類のみの展開です。3つの中では一番香りを感じますが、さほど強くありませんでした。