最後の落とし穴、搬入経路
さあ、プランも固まったし、いざ発注!というところでまたもや問題発生です。
今回キッチンを設置するマンションは都市型で小ぶりな物件のため、搬入用のエレベーターはなく、小型のエレベーターが1台のみ。また、高層階のためクレーンでの搬入なども不可能です。
ところが、アイランドキッチンのワークトップがステンレスの1枚板で240cmもあり、エレベーターにギリギリ入るか入らないかの微妙なラインということが判明。
ステンレス以外で、例えば人工大理石のワークトップであれば現場で溶接する方法もあるのですが、まりママ、イケアのショールームで見たステンレスのワークトップをどうしてもあきらめられません。
イケアで展示されていたステンレスのワークトップ
ワークトップはオーダーメイドなので、もしエレベーターに入らなかった場合、プランを1からやり直しという最悪の事態に……。
そこで、オーダー前に、実際の搬入業者さんに搬入経路の確認をしてもらうことにしました。結果は「搬入OK」だったので、ほっと一安心。ワークトップのオーダーに進むことができました。
施工はイケアキッチンのプロ!だから安心
搬入経路も確認したら、いよいよ施工に入ります。
イケアの「キッチン施工サービス」はサイズによって施工料が決まっています。120cmまでの小さいサイズで99,900円からとリーズナブルなのに加え、イケアキッチンを知りつくしたプロが施工してくれるので、安心です。今回はイケアキッチン施工業者さんの中でも、施工実績の多い「MANIX ReLab(マニックス リィラボ)」さんにお願いしました。
事前にリノベーション業者さんとの間でガス管や水栓の位置などを打ち合わせていただき、全ての配管が設置された状態で施工日を迎えます。
キッチンのパーツは前日までに搬入しておきます。リビングを埋めつくすほどの量のパーツが届きました。ワークトップも無事搬入でき、ホッとしました。
通常のキッチンであれば1日程度で設置されるようですが、今回はあまりにもパーツが多かったため、2人がかりで4日に分けて施工いただきました。
食洗機やオーブン、コンロ、水栓などの複雑なパーツ取り付けはもちろん、キャビネット内の照明設置など自分ではできないことだらけなので、「キッチン施工サービス」は本当に助かりますね。
ハプニングを乗り越え、どうにか施工まで完了したmacaroni公式キッチンスタジオ。
次回はいよいよ「完成編」。どんな理想のキッチンが出来上がったのか、2019年の1月中旬ごろに公開予定です。お楽しみに!