「友達だと思ってたのに…」付き合いを控えようと決めた瞬間

長年付き合ったあの子や、とても気が合うと思っていたあの子。いい友達だと思っていた相手でも、ふとしたきっかけで「あ、友達やめよう」と気持ちが変わることはあるようです。

「付き合いを控えよう」と決めた瞬間を、fumumu取材班が聞いてきました。

「アルバイト先で親しくなった子が、私が結婚報告をしたとたんに『えー、結婚するの？』『自由に遊べなくなるね』『まぁがんばって〜』と態度を変えたときはとてもショックでした。
おめでとうなどの祝福の言葉はなく、ただ自分の不満をオープンにしていたんですよね。気持ちはわからないでもないけど、その不満を本人がいる前で隠さずに見せる？　と驚きました。
一緒にいて楽しかったし、話も合うと思っていたけど、こんなに簡単にすれ違ってしまうんだなぁと。関係を続けるのも怖くなって、その後は少しずつ疎遠になってしまいました」（20代・女性）

「学生時代からの友達が、自分に恋人ができたのをきっかけに『早く恋人作りなよ！』『理想が高すぎるんじゃない？』とこちらに恋愛を押しつけてくるようになって、さりげなく距離を置いたことがあります。
最後のほうは『もっとメイクとかしなきゃ』『そんなんじゃ選ばれないよ？』とあからさまに馬鹿にしてきて、恋人ができたことでそこまで性格が変わっちゃうの？　とびっくりしました。
自分が幸せだからと、周りを下に見る子だったのか…とそのとき初めて知りました。長年付き合っていても、見えない部分はあるんだと実感しましたね」（20代・女性）

「生活環境が変わったことで、価値観が合わなくなった友達が過去にいました。それまでは同じ会社の同期だったので、近い立場で話ができていたんです。
その後、私はそのまま会社員として働き、その子はフリーランスとして独立したんですけど…。それをきっかけに、その子が『独立したほうがえらい』という考えに寄ってしまって。会うたびに、会社員で一生を終えていいのか、やりたいことはないのかと詰問されるようになったんです。
気が合うと思っていたから、まさかここまで会話が苦痛になるとは想像していませんでした。お互いのために会わないほうがよさそうだと思ったので、最近はもうその子とは関わっていないです」（30代・女性）

お互いの生活環境が変われば、考え方や価値観にも違いが出てくるのかもしれません。

関係を切る決意ができなくても、また会いたいと思えるまで距離をとるのもひとつの方法ですよ。