春はピンクやイエロー・ペールブルーなど、軽やかな色調の服を着たくなりますよね。そんな季節は、装いに合わせて小物も春色で揃えてみませんか?今回は、革作家「Katari」より、気分が上がるカラフルな革小物をご紹介。ちょっと変わった革の組み立て方にも注目ですよ。
心躍る革小物で暮らしに彩りを
「Katari(カタリ)」は、ハンドメイドの革小物を手掛ける革作家さんです。
本業は、体が不自由な方のための義足や靴といった装具を作る義肢装具士。仕事の傍ら、革の作品を発表しているのだそう。
「革のある生活で日々に彩りを」をコンセプトに、モノを使う喜び、好きな色・形のモノを見つけて触った時の心躍る気持ちを大切にしながら、見ても使ってもワクワクするような革小物を提案しています。
上質な革を糸を使わず組み立てる
Katariの色鮮やかな製品には、イタリアのトスカーナに工場をかまえる「TEMPESTII(テンペスティ)社」のタンニンなめし革が使われています。革そのものの表情を消さずに、豊かな色合いが出せるのはTEMPESTIIならではの技術なのだそう。
世界でも最高級といわれる北欧の牛革にこだわり、時間をかけて丁寧になめした革は、使い込むほどに濃色へと変化し、深みのあるツヤが出てくるのだとか。
そのこだわりの革を、Katariでは糸を使わずに組み立てていきます。包み込むように折り畳んだり、切り込みに革を差し込んだりと、まるで折り紙のように革を組み立て、形にしていくのだそう。
あえて糸を使わないことで、鮮やかな色彩が映える、すっきりと美しい仕上がりに。
また、手触りも優しく、使うほどに手に馴染み、より愛着が増していきますよ。
コンパクトでも容量たっぷり桜色の財布
こちらは、桜色の二つ折り財布。3枚の革を糸を使わずに組み立てています。
革を留めるパーツには、真鍮・ニッケル製の特殊な金具を採用。ステッチのない革のみでは可愛いらしいイメージになりがちですが、金具がアクセントとなり品のある印象に。
閉じた状態では約9cm×10cmというコンパクトさですが、容量はしっかり。カードは4〜6枚、小銭は約12枚、お札は約10枚入ります。
縫わないで作っているということで、強度や機能面で不安に思う方もいるかもしれませんが、何度も型紙の作り直しと試作をくり返し、折り込む加工と強度のバランスを保てる革の厚みを選んでいるそう。また、小銭もこぼれない構造になっているので、安心してくださいね。
糸をつかわないで作った「桜のサイフ」※受注生産
9,200円(税込)
見るたびに元気がもらえるミモザカラーのカードケース
次にご紹介するのは、ミモザカラーのカードケース。
明るいイエローに丸みのある蓋が愛らしく、手に取るたびに元気が出そう。
約11cm×7cmというサイズ感で、クレジットカード5枚が収納可能。名刺入れとしても活躍してくれそうです。
封筒のような形のカードケースは、カードを取り出す瞬間も手紙を開けるようで、なんだかワクワクしますね。
糸をつかわないで作った「ミモザの小ケース」※受注生産
3,000円(税込)
鞄の中の迷子も防げるカラフルなイヤホンケース
ころんとしたフォルムがキュートなこちらは、AirPodsPro専用のケース。AirPodsProがピッタリ入るサイズで作られています。
後ろは羽のようなデザイン。
充電がそのままできるよう、底にはケーブル用の穴が開いています。
鞄の中で迷子になりがちなイヤホンも、目を引くカラーのケースに入れれば、すぐに見つかりそう。
糸をつかわないで作った「AirPods Proケース」※受注生産
2,400円(税込)