デジタルパーマ
続いてはデジタルパーマ。デジタルパーマの特徴は熱によってウエーブを定着させるという点です。薬剤をつけて髪の毛を軟らかくして、その後熱が通るロッドを巻いて熱を当てていきます。デジタルパーマのメリットは何と言ってもウエーブの持ちがいい。一度かけた部分はウエーブが緩くなることはあっても完全に落ちてしまうことはほとんどありません。スタイリングも、乾かした状態で形になるのでとても楽です。レングスがミディアムからロングの方でしばらくはパーマヘアで行きたいという方にはデジタルパーマがおすすめです。
パーマデザインは様々
パーマのデザインも様々なものがあります。ロッドの形状や巻き方によって作れるデザインが変わります。それぞれのデザインの特徴をご紹介します。自分の求めるパーマデザインを探してみてください。
ボディパーマ
大き目なロッドでゆるくアンニュイなウエーブを作るボディパーマ。基本的に髪の毛の長さがあったほうが持ちがいいので、ロングレングスの方におすすめです。デジタルパーマで作ることで、緩めのボディパーマでもしっかりと長持ちしてくれます。作り込み過ぎたくない大人女性の方にもおすすめ。
ウエーブパーマ
S字のカールを作って曲線のイメージをつける事で女性らしさを作ることができます。またウエーブが重なることでボリューム感を作ることができるので、細毛の方でボリュームを出したい場合はウエーブパーマがおすすめです。ウエーブの出し方も、ロッドの巻き方によって変わってくるので、逆にボリュームを出しすぎずタイトに仕上げたい方はかけ方をスパイラル気味に変えて対応しましょう。
ツイストパーマ
ツイストパーマは髪の毛をねじった状態でパーマをかけていきます。仕上がりがラフなイメージになるのでウルフのワイルドさと相性抜群。ショートレングスにかけるイメージが強いツイストパーマですが、ミディアムレングスやロングレングスにかけることももちろん可能です。髪の毛がねじれた状態でウエーブがかかるので、艶っぽく女性らしいイメージが苦手な方は是非試してください。若干艶感を損なうパーマなので、カラーのトーンは低めに設定するのがおすすめです。
ピンパーマ
ピンパーマはショートレングスの毛先に動きをつけるためのパーマです。ロッドを使わずにピンを使ってかけていきます。毛束ごとに動き方を変えて作れるので、全て同じ方向にかけてまとまりのあるスタイル、毛先の動きをランダムにつけてカジュアルなスタイルなどさまざまな印象を作ることができます。直毛で毛先の動きが出ない人はピンパーマで柔らかい質感を作りましょう。
ウルフパーマスタイル集
ウルフヘアの特徴と、さまざまなパーマの種類、デザインについて学んだところで、実際にウルフパーマのヘアスタイルを見ていきましょう。ストレートスタイルの雰囲気とはまた違ったパーマヘアの魅力をぜひ確認してみてください。
ハイトーンカラーショートウルフ
ショートヘアとハイトーンカラーを組み合わせた軽さ抜群の透明感スタイルです。サイドに丸さを残しフラットになりすぎないウルフヘアは、女性らしさを残したかわいらしい印象になります。ハイトーンで毛先の動きを強調することでテクスチャーが軽くなるので多毛さんにおすすめ。
大人ウルフショート
襟足をウルフヘアのベーシックに比べ短くし、艶感が出るようなストレートタッチに毛先のワンカールで仕上げる。一見普通のショートヘアに見えるがトップのレイヤーに襟足のくびれ感が新しいネオウルフショート。カラーのトーンも暗めにして大人っぽく。
外ハネウルフ
バングを長めに残しパーマをプラスしたウルフスタイル。襟足とバングを外ハネにパーマをかけ横の動きを強調。前から見た時に覗く襟足がウルフ感を感じるスタイル。スタイリングはウエット気味に仕上げ毛束感を出すのがおすすめ。