東京上野の森にあるコッペパン専門店「iacoupé(イアコッペ)」は、午前中に売り切れることもある人気店。そのため店舗に出向いてもお目当ての商品が買えないこともありましたが、このたび待望の通販を開始されました。
東京上野の森にあるコッペパン専門店「iacoupé(イアコッペ)」は、午前中に売り切れることもある人気店。そのため店舗に出向いてもお目当ての商品が買えないこともありましたが、このたび待望の通販を開始されました。
早速「スイーツ3本セット(具なしパン3本付き)」をお取り寄せ。甘いクリームを挟んだスイーツ系のコッペパン「ピーナッツ」「ピスタチオ」「あんバタ」と、具が入っていないコッペパン「ブリオッシュ」「全粒粉」「黒コッペ」がセットになっています。
フォトジェニックなかわいさが魅力! コッペパンの香りとともに開封を楽しんで
通販用の商品は、焼き立てのコッペパンに具を挟み、急速冷凍したものを届けているそうです。そのため、クリームなどもちゃんと形を保っています。見た目のかわいさもあり、来客の方にお出しするのにもいい商品だと思うので、きれいな形の状態で届くのはとても良いですね。
スイーツ系のコッペパンは冷蔵庫で24時間程かけて解凍後、常温にて30分程置いてから、具なしパンは常温で2時間程度の解凍で食べるのがおすすめだそうです。
解凍後常温で置き、パンにバターやクリームが馴染むのを待っている間、その見た目に女性は特に心弾むのではないでしょうか。コッペパンの香りに食欲をそそられながら、ついつい写真を撮ってしまうかわいさです。
ピーナッツの食感と、やさしいクリームがたまらない美味しさ
「ピーナッツ」を食べてみると、クリームに入っているピーナッツがとても美味しい! ザクザクとした食感でナッツの風味も十分に残っています。そしてピーナッツクリームは、むかし一般的に売っていたものほどは甘くはなく、とてもやさしい味がします。最初はクリームの量が私には多く見え、食べきれないのではと思いましたが、そんな心配は必要ありませんでした。
パンとの相性やクリームの量がきちんと計算されていて、さらにこのクリームのコロコロした見た目もかわいらしく、さすが人気店が作る商品だと感じました。
練乳の甘さがピスタチオの美味しさを引き出す隠し味に。
「iacoupé」の中でも特に人気の商品が「ピスタチオ」。めずらしい黒のコッペパンは、ブラックカカオパウダーが入っています。黒と緑の色合いはインパクトがありますね。
ピスタチオ自体は、独特な味で好みが分かれることもあります。しかしこのコッペパンは、ピスタチオペーストのクリームに練乳の甘さがほんのりとあり、なんだかとても上品で美味しいのです。子どもでも食べやすいのではと感じました。
ほのかなクリームの甘さと、ブラックカカオパウダーのちょっとした苦みのあるコッペパン、そしてピスタチオ。このちょうどよいバランスが多くの人に愛されている秘密ではないでしょうか。
実は得意ではなかった私を変えてくれた「あんバタ」
実は今回は何人かでパンを分けて食べたのですが、60代の方はこの「あんバタ」が一番すきだと言っていました。懐かしさもあるようで、パクパクと食べていました。
私は、昔食べたあんバタ―のパンがあまり得意ではなかったので食べられるかな、と思っていたのですが、そんな不安は一切いらず、おいしく食べきりました! あんこはほどよい甘さがちょうど良く、バターも油っぽさがありません。見た目ではバターが多いように思えますが、この量がベストでした。
食べ慣れていた世代は懐かしく感じ、得意ではなかった私には「あんバタ、おいしい!」に変えてくれました。具なしパンには好きな具を挟んでオリジナルを作ってみるのもいいですね。作るのに迷ったときはお店のインスタグラムをのぞいてみると、商品の写真が掲載されているのでヒントになりそうです。通販はされていないですが、お惣菜パンもとってもおいしそうですよ!
人と人をつないでくれるコッペパン
それぞれのコッペパンにいろいろなことを感じたのですが、一緒に食べた方にも3種類の中でどれが一番好きだったか聞くと、これまた三者三様でした。このセットをみんなで食べると、食べながら自然と会話が生まれてきて、とても楽しい時間を過ごすことが出来ると思います。
コッペパンはどんな世代の人にも親しみあるパンですが、「iacoupé」はまさにそんなコッペパンの様に多くの方に親しまれ、世代を超えて、人と人とを繋いでくれるパン屋さんだと思います。