お腹周りって、ぽっこりと出てしまうのは簡単なのに、元に戻したり、引き締めたりするのはかなり大変です。お腹痩せに効果的で、かつ続けやすいエクササイズをまとめました。
太っていないのにお腹ぽっこり。その原因は
プロトレーナーの中村勝美さんに“くびれ”に必要な3つの筋肉を教えてもらいました。
中村勝美さん 特に、女性はお腹に脂肪を蓄えやすいうえ、骨盤まわりの筋力が低下することで内臓の位置が下がり、ぽっこりと突き出たお腹になってしまうのです。
そこでここでは、くびれ作りに欠かせない3つの筋肉についてご紹介します!
くびれ筋1:呼吸筋(体の深層にあり、呼吸に関わる筋肉)
呼吸する時に使うインナーマッスルの総称で、横隔膜、肋骨のあいだについている肋間筋、腹斜筋のさらに奥にある腹横筋などがある。いずれも、深い呼吸によって鍛えることが可能。
くびれ筋2:腹直筋(割れた腹筋をめざすならここ!)
お腹の前壁をなしていて、もっとも表層にあるアウターマッスル。一般的に“シックスパック”や“割れた腹筋”といわれる部分は、この腹直筋を指す。上半身を折り曲げる時に働く。
くびれ筋3:腹斜筋(くびれの形成にダイレクトに関わる)
腹直筋の両サイドにあり、わき腹エリアをカバーする筋肉。上体を横に倒したり、ねじったりする時に働き、ここを鍛えることでボディラインが整う。外腹斜筋と内腹斜筋がある。
中村勝美さん プロトレーナー。日本フィットネス協会認定インストラクター。『マンガでわかる 1日1回の腹筋でお腹を凹ませる方法』(池田書店)など著書多数。
※ 『anan』2017年7月12日号より。写真・中島慶子 スタイリスト・仮屋薗寛子 ヘア&メイク・イワタユイナ モデル・大見謝葉月 取材、文・瀬尾麻美(by anan編集部)
※ 2017年7月5日配信
正しく座るだけ! 下腹ぽっこり解消に効果的なエクササイズ!
骨を意識しながら動くことで骨の位置を整えカラダを動かしやすくする“骨美人ダイエット”の提唱者・柴田郁恵さんに、“坐骨”を意識したエクササイズを教えてもらいました。
【First Step】尻肉に埋もれた坐骨を探せ!
まっすぐ立ち、背筋を伸ばしてから上体を前に倒してお尻を突き出す。そのまま手を後ろに伸ばしてお尻と脚の境目あたりを探ってみて。ゴリゴリ尖った左右ふたつの骨を感じたら、それが坐骨。
1 椅子を用意する。その前で、両足の間をにぎりこぶし2個分くらい空けて立てば準備完了。
2 背筋をピンと伸ばしたまま上半身を前に倒し、お尻をグッと後ろに突き出す。
3 椅子に浅く腰掛ける。座面に坐骨がついていることを感じて。自然とお腹に力が入る。
5分間を1日3回目指してやってみよう!
柴田郁恵さん ボディバランストレーナー、骨先生。妊娠出産後の体型改善の経験をもとにしたダイエット法を提案。著書に『汗をかかずにほっそりする 骨美人ダイエット』(サンマーク出版)が。
ブラトップ¥6,400 レギンス¥8,300(共にエミ ヨガ/エミ ニュウマン新宿店 TEL:03・6380・1018)
※『anan』2019年2月6日号より。写真・内山めぐみ スタイリスト・七森美和 ヘア&メイク・浜田あゆみ(メランジ) モデル・大塚まゆか 取材、文・風間裕美子(by anan編集部)
※ 2019年1月31日配信
移動中やデスクワーク時にできる体幹エクササイズ
パーソナルトレーナーの三浦香織さんに、移動中や仕事中にできる“ながら体幹エクササイズ”を教えてもらいました。