お尻に力を入れる“肛筋”エクササイズ
“肛筋”とは、タレントで整体師の久嬢由起子さんの造語で、肛門周りの筋肉を指す言葉。これを鍛えることで、ウエスト周りのお悩みも解消できるそう。
久嬢由起子さん 下腹が出てしまう主な原因は、骨盤のゆがみと腹筋の衰え。骨盤がゆがむと内臓を支えきれず下がってしまうし、腹筋が弱くなると内臓が前にぽっこり出てしまうから。肛筋を意識しながら腹筋を鍛える運動で内臓の位置を戻し、きっちり奥へと収めましょう。
1. 足を肩幅より広めに開き、つま先を無理のない角度に開く(120~180度)。上半身はそのまま、膝を軽く曲げて腰を落とす。両手はピース。
2. そのまま肛門に力を入れてできるだけ閉じ、左へ4歩歩く。
3. 今度は右へ4歩歩く。左右各4歩×3セット。
久嬢由起子さん タレント、整体師、肛筋トレーナー。著書『やせたいなら肛筋を鍛えなさい』、DVD『やせたいなら! 健康でいたいなら! 肛筋を鍛えなさい』が話題に。
※『anan』2017年10月25日号より。写真・中島慶子 スタイリスト・仮屋薗寛子 ヘア&メイク・イワタユイナ 取材、文・風間裕美子(by anan編集部)
※ 2017年10月23日配信
“痩せスクワット”の基本の動き
トレーナーの坂詰真二さんにぽっこりお腹の改善に効果的な“痩せスクワット”を教えてもらいました。
基本のスクワット1:ベンチ(10回×3セット/インターバルは30~90秒)
【1】 椅子に浅く腰かけ、両足を肩幅に開く。股関節と膝を直角に曲げ、つま先はまっすぐ前方。両手は太ももの上に置き、背すじをまっすぐ伸ばす。
【2】 両手を胸の前でクロスさせる。お尻の位置はそのまま、両足を体のそばに引き寄せて上半身を前傾。お尻が座面から自然に浮きそうなポイントを探す。
【3】 息を吐きながら1~2秒かけて、膝と股関節を伸ばして椅子から立ち上がる。お尻を突き出して【2】の姿勢に戻り、これを10回繰り返す。
基本のスクワット2:サイド or スプリット(10回×3セット/インターバルは30~90秒)
【サイド:1】 両足を肩幅の2.5倍程度、できるだけ大きく開いて立つ。つま先と膝はやや外側に向ける。両手は腰に。背すじを伸ばして頭からお尻までを一直線に。
【サイド:2】 片脚の膝を曲げ、重心を移動。曲げた脚に7割くらい体重をかける。このとき、上半身は床に対して垂直に。元の姿勢に戻ったら、左右交互に各10回行い1セット。
【スプリット:1】 片足を大またで1歩分、前に出す。両手は腰。つま先と膝がまっすぐ正面に向くように。背すじを伸ばして頭からお尻までまっすぐのラインを保つ。
【スプリット:2】 前側の膝を曲げ、後ろ側の脚の膝が床に少し触れるくらいまで腰を落とす。重心は前側の脚に7割、後ろ側の脚に3割程度。左右各10回繰り返して1セット。
坂詰真二さん スポーツ&サイエンス代表。アスリートの指導やトレーナーの育成に努める。『世界一やせるスクワット』(日本文芸社)など著書多数。
Tシャツ&カップインキャミセット¥8,800 プリントレギンス¥8,300(共にエミ ヨガ/エミ ニュウマン新宿店 TEL:03・6380・1018)
※ 『anan』2018年2月21日号より。写真・中島慶子 スタイリスト・白男川清美 ヘア&メイク・高松由佳 モデル・原田ゆか 文・石飛カノ 撮影協力・アワビーズ(by anan編集部)
※ 2018年2月18日配信