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お腹だけぽっこりを解消…くびれのあるメリハリボディになる簡単習慣20選

テニスボールで、美シルエット

数多くの女優やモデルのパーソナルトレーナーを務めるKAORUさんが提唱する“テニスボールリリース”。テニスボールを使って筋膜を緩め、筋肉を動かしやすくすることで、美しいボディラインに導くというもの。

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KAORUさん 筋膜とは、全身の筋肉を覆っている膜のこと。日頃の生活習慣やクセによって、筋膜がこわばり、筋肉が凝り固まってしまうことで、気づかぬうちにカラダが歪んでしまい、さまざまな不調を招いてしまうのです。特に現代人は同じ姿勢を長時間続けることが多く、骨盤が前傾もしくは後傾している人がほとんど。その歪みを正すにはまず筋膜と筋肉のこわばりを取ることが大事で、それをいちばん効果的にできるのがテニスボールなんです。自分の手ではなかなか届きにくい箇所に、ボールを当てたり、挟んだり、転がすことで筋膜がほぐれて、筋肉が動きやすくなります。すると歪みをはじめ、骨格を本来あるべき形に戻すことができ、姿勢も矯正され、ボディラインが劇的に変化します。

“ウエストが細く”なる基本エクササイズ

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KAORUさん 足裏には、かかとの骨から5本の指の付け根の骨に向かって“足底筋膜”が広がっています。この筋膜をテニスボールで緩めると、筋肉が動き、足裏のアーチが正しく形成され、重心が上に移動、骨盤の歪みが解消されるんです。また、足裏とふくらはぎはひと繋がりの筋膜ラインで覆われているので、一緒にリリースすることで、骨盤が正しい位置に戻りやすくなり、くびれやすくなります。

足裏リリース

靴を履いて生活する私たちの足底筋膜は硬くなっていて、アーチも潰れがち。アーチが潰れていると衝撃をうまく吸収できないので、カラダのバランスも崩れる。足の指を伸ばしたり開いたり、足底筋膜を緩めるメンテナンスを日課に。

【STEP1】10回

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両足をそろえて立ち、手をカラダの後ろで組む。テニスボールを指の付け根あたりで踏み、かかとを床につける。ボールを踏んだ足の指でグー、パーを繰り返す。慣れるまでは膝を曲げたり、かかとを少し浮かせてもOK。

【STEP2】各10往復

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反対の脚を後ろに引く。親指の先からかかとまで、指の骨に沿うようにボールを転がして、かかとまできたら指先に戻る。転がしながら指を開くと、アーチが形成されやすくなる。人さし指、中指、薬指、小指でも同様に。

【STEP3】5秒

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緩んだ足裏の筋肉をさらにほぐすために、足首をブラブラと振って解放させる。反対の足も同様に1~3を行う。

KAORUさん フィットネスクリエイティブディレクター。STUDIO Aproを運営する傍ら、Apro ACADEMYを主宰。フィットネス指導歴37年を誇る。著書『女優やモデルのおうち習慣 テニスボールダイエット』(幻冬舎)は8万部超え。http://tsapro.co.jp/

http://tsapro.co.jp/
もっと詳しく! 「テニスボールでお腹痩せ」の解説を読む

※『anan』2020年11月4日号より。写真・小笠原真紀 スタイリスト・仮屋薗寛子 ヘア&メイク・浜田あゆみ(メランジ) モデル・折目真衣(LIGHT MANAGEMENT) イラスト・徳永明子 取材、文・鈴木恵美(by anan編集部)
※ 2020年11月2日配信

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