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[改めて知りたい白湯Q&A]効果は? いつ飲むといい? プロの回答&モデルの体験談も!

美容

体がだるい、肌の調子がいまいち……そんな時、頼りになるのが白湯の習慣。けれど、「正しいつくり方や飲み方がよくわからない」「本当に効果があるの?」と感じる人も多いのでは? そこで基本のつくり方から効果、実践者のリアルな声まで、白湯の気になるポイントをまとめてご紹介します!

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改めて知りたい「白湯」Q&A

白湯って普通のお湯とは違うの? どんな効果があるの? 『カラダの不調を整えるスパイス白湯』の著者である看護師の市野さおりさんに、白湯についてじっくり教えていただきました。

■「白湯」って何ですか?「お湯」との違いは?
「たとえばお風呂のように沸騰までいかない『お湯』に対して、『白湯(はくとう/さゆ)』とは、水道水を100度以上で15分ほど沸騰させたものをいいます。沸騰直後はいわゆる『熱湯』と同じですが、白湯は一度つくれば冷めても『白湯』としての効能を持ち、昔は『湯冷まし』とも呼ばれました。インドのアーユルヴェーダでは、水と火のパワーを借りることで浄化や行動のエネルギーにつながると考えられています。沸騰させるのは水道水でOK。ペットボトルの天然水はミネラルなどが含まれているので白湯には使わず、そのまま飲むのがおすすめです」(市野さん、以下同)
■なぜ「白湯」がいいの? その効果は?
「沸騰によって水の分子同士がぶつかって細分化され、体内に浸透しやすくなることで臓器や細胞間の水分の入れ替えがスムーズに行われます。その結果、肌にハリが出たり、疲労やむくみの解消にも効果的。また、起床時に飲むと腸のぜん動運動が促され、自然なお通じをサポートします」

■体質や体型を問わず、どんな人にも効果がある?
「赤ちゃんを含む老若男女すべてにおすすめです。ただ、熱すぎるとのどの粘膜を傷つけたり、交感神経優位になって血管が収縮し、逆に体が冷えてしまう可能性もあるので、保温ポットなどに移してから心地よいと思える温度で飲むようにしましょう」

■「白湯」はいつ・どのくらい飲むのが効果的?
「起床後に200〜250mlを時間をかけてゆっくり飲みましょう。あとは1回180ml以下(コップ8分目程度)を目安に間隔を1〜2時間以上あけて。1日に何度も飲めない場合は、朝食前と夕食前にそれぞれ200〜250mlほど飲みましょう。毎日できなくても、体がだるい時、ダイエットや肌荒れ改善をしたい時などに1週間続けてみると体が楽になると思います」

■電子レンジで温めたり、ウォーターサーバーのお湯を使ってもいい?
「電子レンジは庫内のニオイがつきやすいので△。ウォーターサーバーは天然水の成分を壊さず温められるので悪くないですね。沸騰させて水の分子同士がぶつかり合う状態を作りたいので、本当はやかんを使うのがベスト。電気ポットしかない場合は、沸騰させる→少し冷めたら再沸騰を3〜4回繰り返しましょう」

■暑くなる夏でも飲んだ方がいい?
「冷たいものを摂り続けると胃の動きが鈍くなるので、夏こそ飲んでほしいですね。暑い季節に白湯を飲むと、胃への負担が少ないだけでなく、細胞の水分をしっかり入れ替えることで疲れにくくなります。もちろん、汗で失われたミネラルを食事で補うことも忘れずに」

■「白湯」だと飽きてしまいそう。おすすめアレンジが知りたい!
「白湯にスパイスを加えた『スパイス白湯』にトライしてみては。ストレスや咳に効果的な月桂樹や、消化のサポートや温めに効果のあるブラックペッパーは手軽にできますし、これからの季節は生しょうがのスライス+大葉もリラックス&温め効果が高いのでおすすめです」

人気モデルや美容家も「白湯」習慣を続けてます!

MAQUIA編集部の身近でも白湯を日々のルーティンとして実践している人たちを発見! 飲み始めたきっかけや毎日の飲み方、実感している白湯の効果について、リアルな声を聞かせてもらいました。

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マキアインフルエンサーの「白湯」習慣&体験談

白湯習慣を実践している、マキアインフルエンサーからの声が続々到着! それぞれのこだわりや変化に加えて、市野さんからのワンポイントアドバイスもご紹介します。

■「白湯」歴なんと、10年以上!

■鉄瓶で沸かすこだわり派のみなさん

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市野さおり先生からのアドバイス!

「熱伝導のいい南部鉄瓶を使う際のポイントは、錆びなどの劣化がないものを使うこと。錆びたものをそのまま使っていると、酸化した水を飲んでいるのと同じなので注意しましょう」

■日中もこまめに「白湯」を補給!

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市野さおり先生からのアドバイス!

「毎朝の白湯を習慣にすると体が変わってくるのでぜひ続けてください。また、体内の水分が減って臓器も停滞してくる夕食前に少量を飲むと、食事の消化もスムーズになりますよ」

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取材・文/国分美由紀 構成/織田真由(MAQUIAONLINE)

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