お金がもっと欲しいと思ったとき、キャリアアップを目指したり、仕事の量を増やすというのも1つの手でしょう。しかし、それはなかなか大変なことでもあります。そんなときにおすすめなのが、金運アップにつながる行動をとること。占いの世界では、お金の有無は金運を上昇する行動をとっているかどうかとも密接に関係していると考えられています。そこで今回は、金運を上昇させてお金を手に入れるために、風水の重要ポイントである“玄関”に置いてはいけないNGアイテムを5つ、占い師の五十六謀星もっちぃさんに教えてもらいました。
NGアイテム1:ダンボール
ネット通販などで買い物をすることが多くなってきた昨今では、玄関先にたくさんのダンボールが積まれていることも珍しくないでしょう。しかし、このダンボールが玄関にたくさん積まれているという状態は、金運の目線からみると良いこととは言えません。
というのも、玄関先にダンボールを詰め込んでいると、玄関から入ってきた“いい運気”が部屋の中に充満する前に箱の中に入り、そこにとどまってしまう恐れがあるからです。さらに、運気が入った状態のままのダンボールを捨てれば、箱と一緒にあなたの人生に必要な金運まで捨ててしまう可能性も…。
そうならないためにも、届いた荷物はなるべく早く開封し、空き箱を玄関に置いたままにしないようにしてみてください。しかし、なかにはダンボールをすぐに処分することができない場合もあるはず。そういうときは、運気が入り込まないよう、箱を潰してから置いておくことをおすすめします。
NGアイテム2:伝票や請求書
伝票や請求書など、玄関にお金に関する書類がそのまま置かれている状態も金運的に良くありません。
なぜなら、このようなものは新しく入ってくるお金からすれば、「昔の恋人との思い出」のようなものだからです。玄関先に昔の恋人との思い出写真が飾られているような家に招かれて、喜ぶ恋人はいないでしょう。
そのため、すぐに支払うものであっても、玄関に置きっぱなしにせず、カバンの中などに入れるなどして、玄関は綺麗な状態を保つようにしましょう。
NGアイテム3:むき出しのハンコ
配送業者の人が来たときに備えて、玄関にハンコを常備しておく人も多いでしょう。しかし、むき出しのハンコをケースにも入れずに、玄関にそのまま置いておくのは金運の観点からすると、おすすめできることではありません。
そのため、鍵を開ける前にインターフォンを使うのなら、インターフォンの周辺にハンコを置いていたほうが運気の観点からするとよいでしょう。もしくは、専用のケースやおしゃれな小物入れを用意して、玄関にハンコの置き場を作るようにしてみてください。
NGアイテム4:濡れた傘
雨が多い季節は特にそうですが、濡れたままの傘を玄関に置いてしまうこともあると思います。しかしこれは本来、運気の観点では良くないと言われることです。
古代インドの占いでは、「(玄関が)泥で汚されている場合は悲しみを、水が侵出している場合には“財”の消失をもたらす」とされています。
そのため、どうしても濡れた傘を家の中に入れないといけない場合は、玄関の土間そのものに水がかからないように、水受けのついた傘立てに入れるなどして工夫するといいでしょう。
NGアイテム5:汚いマット
玄関にマットを敷くことは、決して悪いことではありません。しかし、そのマットが汚れているとなると話は別です。
特に、水や泥で汚れたままのマットや、変な臭いがするマットなどを玄関に置いておくのは運気的に避けたいところ。そのため、いい運気を取り入れたいのなら、こまめにマットを変えたりして常に綺麗な状態を保つようにしてみてください。それが難しい場合、汚れている状態のものを置きっぱなしにするよりは、マットをなくした方が運気的にはよいでしょう。
おわりに
あなたの玄関に今回紹介したものはありましたか? もし当てはまるものがあったのなら、これを機に玄関に置いているものを見直してみるといいかもしれません。また、風水的に大事なのは、玄関に置くものを常に最小限に抑え、清潔にしておくこと。そのことを意識するようにすれば、あなたのもとにきっと“いい運気”が訪れるはずですよ。
参考文献:Varahamihira(著), 矢野 道雄, 杉田 瑞枝 (翻訳)『占術大集成〈1〉古代インドの前兆占い』, 平凡社, 1995年
五十六謀星もっちぃ
10代の頃から占い一筋に生きる職業占い師。
著書『1日2時間で月10万円 はじめよう 電話占い師』(同文舘出版)
公式HP:https://motty56.com/、占い師のサロン:https://salon.motty56.com/
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※ 2022年5月24日記事作成