部屋タイプは色々。ファミリー利用も
定番のドミトリー(女性専用部屋あり)はもちろん、ゲストハウスには珍しいシャワーと浴室がついた部屋など、さまざまなタイプの部屋がありました。
施設内の家具や資材は再利用材を中心に作られているそう。
中でも「次は泊まってみたい!」と惹かれたのが「スーペリアファミリールーム」
キャンプのような空間で、布団ではなく寝袋で眠るスタイル。友達と来たら盛り上がりそうですね!
プロジェクター付きで、お泊まり会にも人気なのだとか。
ゲストハウスといえば共有スペース
一階がエントランス兼共有スペースになっており、宿泊客同士が交流したり、黙々とリモートワークをしたり、併設の飲食店「Kitchen & Co.」「チョアチキン」でご飯を食べたりすることができます。
グルメも充実!
併設の「Kitchen & Co.」で、パワーサラダとチキンオーバーライスを注文しました。
パワーサラダは全11種類から選ぶことができ、ソースやトッピングも豊富。チキンオーバーライスはコクがあり、ピリ辛ソースが病みつきの逸品です。
そのほかにもローストビーフ丼やスンドゥブなどメニューも豊富です。
食事後はコンビニで買ってきたお酒を他のお客さんとお話ししながら嗜みました。
共有キッチンがあるので、近くのスーパーで買ったものを調理することも可能です。
長期滞在の人は、買った食材を冷蔵庫に置いておけます。
泊まるだけで難民支援ができる理由とは?
「Cocts Akihabara」の最大の特徴は、一回の予約につき、10円が難民支援協会に寄付されること。
Cocts Akihabaraのスタッフは、「金額としては本当に微々たるものですが、この仕組みのおかげでお客さんが難民問題に関心を抱いてくれることもありますし、会話を始めるきっかけになれば嬉しいです」と話します。
旅行サイトの口コミには「スタッフがフレンドリー」という声が多く、実際にお客さんと楽しそうに話していたのも印象的でした。
一般的なホテルとは一味違う、旅人の巣「Cocts Akihabara」。価格もお手頃なので、ぜひまた泊まりに来たいと思います。
難民問題について調べてみた
難民とは「人種、宗教、国籍、政治的意見やまたは特定の社会集団に属するなどの理由で、自国にいると迫害を受ける、または迫害を受けるおそれがあるために他国に逃れた人々」とUNHCRは定義しています。
また、紛争などによって暮らしを追われたが国内にとどまっている、あるいは国境を越えずに避難生活を送っている人々は「国内避難民」と呼ばれているそうです。